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「ぽっぺのひとりごと」(7) スイスやめるってよ

事情通の知人からCNNニュースのリンクが送られてきた。

https://www.cnn.co.jp/business/35200947.html

記事によると、スイスのチョコレートがスイス製でなくなるという。

TOBLERONE「トブラローネ」は1908年、テオドール・トブラー氏(1876~1941)によって首都ベルンで製造発売された。ハチミツとアーモンドヌガーが入った山の形のチョコレートは、当時としては画期的だったらしい。

世界100か国以上で親しまれてきた人気のチョコレートなのだが、「スイス製」という言葉と、シンボルとなっているマッターホルンの絵が使用禁止になるという。えーっ、どうして?

スイスの食品に関する法律は厳しく、基準を満たしていなければスイス製とは名乗れない。
○ 乳製品は100%、国産を使うこと。
○ 原材料の80%がスイスのものであること。
○ スイスで生産されていること。

「トブラローネ」は世界一と言われるスイスの物価高から逃れるため、製造の一部をスロヴァキアに移しコストダウンを計ったところ、上記の法律に違反するため、今までのパッケージを使用できなくなったのだ。
マッターホルンのイラストまで使えないとは!

ニュースを読み、俄然、興味が湧いた。
いったい、どんなチョコなんだろう。食べてみたいな、と思って調べたら、輸入食品の「カルディ」で販売されていることがわかった。
トブラローネ・ミルクもトブラローネ・フルーツアンドナッツも388円(税込)。誕生日が近いことだし、プチ贅沢をやってみようと、2個注文した。

そして届いた三角錐の黄色い箱。中はこんな感じ。

一口食べてみると、アーモンドヌガーのねっとりとした歯ざわりとジャリジャリ感、ハチミツの入った深みのある甘さとが織り成すハーモニー。
即座にノックアウトされた。
あと一粒、あと一粒だけ・・・と思いつつも止められない。ああ、誕生日前に食べつくしてしまいそう。

さて、トブラローネの新パッケージはどう変更されるのだろう。
記事によれば、トブラーさんのサイン入りとか。
マッターホルンが消えたら、絵の中に隠れているクマさんはどうなるんだろう。興味しんしん。

トブラローネ公式サイトはこちら。
https://www.toblerone.co.uk/en


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