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アヌシー日帰り旅行

6月某日、現在通学している夏季大学 à Lyonのオプション旅行でアヌシーに行ってきました。

余談なんですが、1月に渡仏した私の友人たち(全員交換留学生)、なんと私以外全員既にアヌシーを旅していました。なので、友人のインスタグラムの写真で既に風景は把握済み。

でも、実際にアヌシーを訪ねると、写真の数倍美しい街で……写真を撮る手が止まりませんでした。

本当にアヌシー湖って水が綺麗です。泳ぐ白鳥の足がばっちり見える……。人馴れしているのか写真を撮っても全然逃げませんでした。可愛い。湖へ続く運河でも鴨が何羽か泳いでいました。いやぁ、可愛い(2回目)。

しっかり足が見える透明度!
運河の水もとても綺麗!

たまたまアヌシー映画祭(国際的なアニメーション作品の映画祭)の時期だったので、ちょうど会場の写真も撮ることができました。天井から船のオーナメントが吊り下げられています。ちなみに湖にはレストラン船や遊覧船が停泊していて、船のアクティビティも楽しめます。私が訪ねた日はたまたまヨットレースが行われていたらしく、たくさんのヨットが湖の上を走っていました。

アヌシー映画祭の会場
写真奥にヨットが何隻も見える。
スイスとの国境が近いのでアルプスも見えます。

トップの画像はアヌシーの観光名所でもあるパレ・ド・リール(Le Palais de île)の外観です。非常に古い建物で、裁判所や刑務所としても使われたことがあります。夏季大学のツアーだったので、街の散策はガイドの方がついて様々なことを解説してくれました。

驚いたのは、解説の中で日本の話がされたこと。アヌシーの公園には大きなイチョウの木があって、特に秋になるとある種の観光スポットになっているようです(ネット上に写真が多数上がっていました)。

イチョウは日本人にとっては馴染み深い木ですが、アジア原産なので元々ヨーロッパにはない樹木のようです。そして、ヨーロッパに渡ったのは日本のイチョウの木なのだそう。アヌシーのものは樹齢がヨーロッパでは珍しく150年を超えており、かなり立派です。1945年に広島に原爆が投下された際も生き残った木であるという話もガイドの方がしており、フランスではその生命力に一目置かれているようです(ちなみに被爆したイチョウは広島市内に複数残っています)。

今回の旅行は昼過ぎまで自由時間だったので、夏季大学の友人達とレストランに入ってサヴォワ地方の郷土料理を食べました。運河近くの割とリーズナブルなお店を見つけることができたので、運河を眺めながらの昼食に。とても暑い日だったので、デザートにはアイスクリームを選びました。

前菜の生ハムとピクルス、バター。バゲットと食べると美味しい。
郷土料理、タルティフレット
店からの運河の眺め。鴨が行き来してて可愛かった。
デザートのアイスクリーム(sorbet)
ブルーベリーとレモン

ただ、昼食後のガイドツアーの間も日差しが強く、学生も引率の先生もお疲れモード。ツアー終了後に1時間の自由時間となり、みんなでアイス屋に走りました。結局この日私が食べたアイスの数は4つ。……人生初ですよ、1日で4つも食べるなんて。でもそれくらい暑かったです。

2回目のアイス。フランボワーズとアプリコット

とにかく暑いし、ツアーで歩き回るので水分補給も必須で、みんな水をガブガブ飲んでいました。アヌシーの水道の水は冷たくて雑味も少なく、都市の水道水より美味しいです。夏場に来たらぜひ飲んでほしいなぁと思います。

1日で回れる規模の小さな街ですが、とにかく景色が可愛らしいので、歩くだけで楽しめると思います。リヨンからはバスもTER(電車)も出ているので、リヨンに来た際はぜひアヌシーまで足を伸ばしてみてください!

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