からもも

フランス留学から帰りました。 Twitter:@KarapoquanMocha

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マガジン

  • ベネルクス3国周遊旅

    ベネルクス3国の旅の振り返り。

  • イギリス ハリポタ聖地巡礼旅

    ハリー・ポッターの映画のロケ地を巡った旅のノートです。公共交通機関で行ける範囲で巡礼旅しました。

  • リヨンでの一ヶ月

    1ヶ月間、リヨンの夏季大学に通っていた時のnoteです。学校の話、寮の話、観光先や旅行先の話など……。

  • 留学レシピ集

    留学中のレシピの備忘録。使う道具は包丁、まな板、鍋またはフライパン。材料、道具に仏語併記しているので、現地で買い揃えるときに便利です。

最近の記事

留学後に仏検2級を受ける3つのメリット

2022年年末に帰国してから、2023年春のフランス語検定を受けました。受けたのは2級。ヨーロッパの基準(CEFR)だとB1に当たります。私自身、留学中にDELFB1は取得したので、正直同レベルの仏検2級を受けるかどうか悩みました。何せ1万円かかるので……。まだ取得できていないB2レベルの試験である仏検準1級(秋のみ開催)から受けるか悩みました。 しかし、受けた今となっては春の時点で2級を受験してよかったと思っています。その理由について、試験の振り返りがてら書いてみます。

    • 留学後の就活談

      留学に対する不安の一つに就職活動(以下:就活)があると思います。転職が一般的になりつつあるとはいえ、やはりファーストキャリアは大事なので就活は人生の一大イベントです。それゆえ早い人だと2年生から就活を始めたり、3年生になるとインターンシップに複数参加して、場合によっては内々定を得る人もいるため、留学に行くことで「出遅れてしまう」と不安になるのは、ある程度仕方のないことです。 私も留学中は語学の勉強に、日本の大学のレポートに……と手一杯で、そもそも時差があるので時間的にも難し

      • 帰国して1ヶ月経ったので振り返り

        お久しぶりです。からももです。 フランスでの交換留学を終えてちょうどひと月が経とうとしているので、留学の振り返りをしようかと思います。 何か変化はあった?一応あったような……?いかんせん私は自己保存性が高い人間なのであまり大きな変化はありません。考え方が変わったとか、性格が変わったとか、そんなことはあまりなくて、2021年の私と2023年の私を比べても「変わったね」と言われることはないと思います。 価値観という点では、フランスの良い意味でも悪い意味でもルーズな面に触れて、

        • レポ:リヨン・オペラとバスティーユ・オペラに行ってきた

          フランスの芸術と言われてオペラを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか。首都パリには豪華絢爛なオペラ・ガルニエ(ガルニエ宮)があり、ガストン・ルルーの小説『オペラ座の怪人』の舞台にもなりました。フランスの大きい都市には必ずオペラ座や大劇場があり、9月からのオペラ(及び舞台系術)シーズンは様々な公演が行われます。オペラシーズンにフランスに滞在するなら是非とも観に行ってほしい、と個人的には思っています。 とはいえ、日本ではオペラは身近なものではないこともあり、クラシックで格式

        留学後に仏検2級を受ける3つのメリット

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        • ベネルクス3国周遊旅
          3本
        • イギリス ハリポタ聖地巡礼旅
          4本
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        記事

          寮でトイレが3回壊れた話+おまけ

          季節が秋に変わり、冬の足音および帰国の足音が聞こえてきた今日この頃、私のTwitterのタイムラインにしばしばCROUSの寮の設備のトラブルについての投稿が流れてくるので、ここで一度、私の部屋に起きたトラブルについて書いておこうと思います。 トイレの故障:1回目、2回目タイトルにも書いていますが、私は寮に住んで半年も経たないうちにトイレが3回壊れました。そのうち2回は寮生活3ヶ月目に起きたものでした。トイレの水が流れなくなるというトラブルで、トイレの水タンクの故障でした。

          寮でトイレが3回壊れた話+おまけ

          ベネルクス3国周遊旅その3:ルクセンブルク(+おまけ)

          ルクセンブルクと聞いて、すぐに国の場所がわかる人は多くないでしょう。ベネルクス3国の中でも面積が一番小さく、ベルギーやオランダのようにすぐに特産品も思いつきません。旅行してきたのに、やっぱり思いつきません……。 しかし、国の在り方としてはベネルクス3国の中で一番面白いと私は思っています。実際に訪ねたからこそわかったこともたくさんありました。小さいけれどすごい国、ルクセンブルクについて紹介したいと思います。 ルクセンブルク市 ルクセンブルクには長距離バスを利用して行きました

          ベネルクス3国周遊旅その3:ルクセンブルク(+おまけ)

          ベネルクス3国周遊旅その2:オランダ

          ベネルクス3国周遊旅、第2弾はオランダです。オランダはフランス語ではPays-Basと呼ばれ、複数形です。そのため、冠詞は複数形のLesを使います。これは、歴史上オランダが現在のベルギーやルクセンブルクなどの地域も治める連邦共和国であったに由来し、直訳(?)すると「低い土地の国々」となります。ちなみにアメリカも連邦共和国なのでLes États-Unisです。とはいえ、現在のオランダは王国であるので、正式名称はLe Royaume des Pays-Basとなります。ちょっと

          ベネルクス3国周遊旅その2:オランダ

          ベネルクス3国周遊旅その1:ベルギー

          はじめに〜ベネルクスの簡単な紹介〜ベルギー、ネーデルラント(オランダ)、ルクセンブルク、併せてベネルクスとも呼ばれるこの地域はヨーロッパの中心に位置しています。どの国も国土は小さく、ベルギーとオランダは九州と、ルクセンブルクは神奈川県や佐賀県と同じくらいの大きさです。 フランスとドイツという大陸ヨーロッパの2大大国に挟まれた小さな国々ですが、ヨーロッパの中心という位置ゆえか、激動の近世を立ち回ってきた賢さゆえか経済的に発展しており、小国と言われる割には政治的な存在感も大きく

          ベネルクス3国周遊旅その1:ベルギー

          フランスのBio農家の衛生観念に「ついていけない」と思った話

          6月はリヨン、7月はイギリスと、なんとか自室の外で過ごしてきましたが、8月……。多少は暑さが落ち着くかと思いきや全然で、熱波が到来。あまりにもフランス中北部の自室が暑すぎるので、今月もヨーロッパ北部をさすらうことにしました。なんで換気しても扇風機使っても室温が30度以下にならないの……。 とはいえ、6月7月とお金を使っているので資金はさほどなく……無料で北部に滞在する方法として、Bio(有機農業)農家のお手伝いをする代わりに無料で家や作業小屋に滞在させてもらうWoofing

          フランスのBio農家の衛生観念に「ついていけない」と思った話

          ハリポタ聖地巡礼旅ーロンドン近郊編

          ハリー・ポッターの聖地として外せないのが、ロンドン近郊のオックスフォードにあるオックスフォード大学、そしてレイコック村です。今回はこの2つのロケ地について紹介します。 オックスフォード大学オックスフォード大学は非常に歴史ある、世界で最も有名な大学の一つです。キャンパスがあるわけではなくオックスフォードにあるさまざまなカレッジの集合体となっており、ハリーポッターシリーズと関係があるのはクライストチャーチ、ニューカレッジ、ボドリアン図書館です。 今回はなんと、運良くクライスト

          ハリポタ聖地巡礼旅ーロンドン近郊編

          ハリポタ聖地巡礼旅ーロンドンより北編

          ハリポタの聖地はロンドン以外にもイギリス各地に散らばっています。今回の記事では私が訪問したロンドンよりも北にある聖地について紹介します。 エディンバラ及びスコットランドエディンバラはスコットランドの首都で、ロンドンから行くには車で8時間かかります。ハリー・ポッターの作者、J・K・ローリングはエディンバラでシリーズの執筆を開始しました。作者ローリングがホグワーツはスコットランドのどこかにあると言っており、首都エディンバラにはローリングが描いたホグワーツや魔法界の面影が散らばっ

          ハリポタ聖地巡礼旅ーロンドンより北編

          ハリポタ聖地巡礼旅ーロンドン編

          前回の記事でユーロスターの乗り方について書きましたが、この夏、フランスからユーロスターに乗ってイギリスに来たのは、ハリーポッターシリーズの聖地を巡るためです。「日本から行くより断然近いし!」とこの夏一番の贅沢をしています。 実はまだイギリスにいるのですが、旅が終わる前にロンドン編を紹介してしまおうと思います。 ロンドンで巡ったハリポタ聖地ハリーポッターシリーズの映画は撮影がイギリス各地で行われたので、イギリスのあちこちにロケ地が散らばっているのですが、首都ロンドンにはいく

          ハリポタ聖地巡礼旅ーロンドン編

          ユーロスターへの乗り方ーパリ北駅から

          フランスとイギリス、海を隔てているものの約34kmしか離れていない両国は、飛行機や船以外に鉄道、ユーロスターでも行き来することができます。ユーロスターはロンドンとパリ、ブリュッセル、アムステルダムを繋ぐ国際列車で、1994年に開通しました。 今回、旅行でフランス、パリ北駅からロンドン、セント・パンクラス駅間を利用したので、パリ北駅からの乗り方についてまとめようと思います。尚、2022年7月時点での乗り方ですので、その点はご了承ください。 ユーロスターの切符の買い方ユーロス

          ユーロスターへの乗り方ーパリ北駅から

          フランスの洗濯事情

          以前も記事に書きましたが、フランスの水は硬水です。ミネラルが多いため、味は軟水に比べてクセがあり、洗剤などは泡立ち難いです。加えてフランスの場合はカルケル(炭酸カルシウム)が多いので、水分が蒸発すると白い結晶が残ったりもします。 そのため、大量の水を使う家事、洗濯のやり方も日本とはやや異なります。今回は、私が体験した、地域の異なる2件の寮とコインランドリーの洗濯を紹介します。 普段滞在している寮の洗濯事情場所:0階(日本でいう1階) 洗濯機:2台(3kgまで) 乾燥機:2

          フランスの洗濯事情

          リヨン第四週目の備忘録とリヨン生活の総まとめ

          1か月の夏季大学が終了し、今日、フランスにおけるホームタウンに戻ります。本当に30日も居たんだろうか……と思うくらい短かったです。 ホームタウンに帰りながら、リヨン第四週目のまとめ&リヨン生活の総まとめをしていこうと思います。 寮での生活広い寮での生活はとっても快適でした。部屋が一階にあるっていいなぁ、最高!正直ずっと住んでいたいくらい。設備面に関しては本当に満足でした。 ルームメイトたちとは最後まで距離を保ったまま、個々に生活する感じになりました。正規の学生はバカンス

          リヨン第四週目の備忘録とリヨン生活の総まとめ

          リヨン第三週目の備忘録

          リヨンでの生活も3週目。半分以上過ぎ去ってしまい、帰郷の日が近づいて来ました。うーん、日本に帰るわけでもないのに帰りたくない。 3週目も落ち着いているようでなかなか濃い1週間でした。今回は週末込みの記事です。 寮での生活ルームメイトとは適度な距離感を保ったまま、快適に過ごしています。ルームメイト、2人ともちょいちょいよく歌うので部屋にいても歌声が聞こえたりします。私は元々あまり音楽を聴くタイプではないし、歌う勇気もないので、なんだかすごいなぁ……と。まぁ、カラオケが(ほぼ

          リヨン第三週目の備忘録