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「10万部会議」という謎の領域に踏み込んだ結果、翌日の3時まで眠れなかった件

きっかけは Twitter や note で圧倒的な存在感を示している竹村さんのつぶやきでした。

正直、どんなメンバーが集まるかわからないという不安と、その中で自分は何ができるのだろうという期待とで申し込んだところ、運よく通ることができました。ぼくは TOEIC を中心に「英語学習」を切り口にしていたので、そこが他の人から目立った要因かなあ、と。

ぼくは家庭の事情で遅れていったのですが、参加者の一人が「1つめは…」としっかりとしたプレゼンをされていて、「場違いかな」と感じたものの、入ってみると、異様な光景が見られました。

話す人のほうをあまり見ず、目の前のキーボードをカタカタと叩く。

Google ドキュメントに書いた企画に対して、リアルタイムでフィードバックを書いていくんですね。異様です。最初、「何、このスピード感?」と驚いていたのですが、徐々に慣れては楽しくなっていき……どれだけ有益なフィードバックをしようかと脳をフルスロットルで動かしていました。ぼくは英語学習が専門なので、それ以外の分野について考えるのが楽しくなってしまって。体感ベースなのですが、いつも考えていないことを考えると脳が活性化しますよね。それって、新しいものの見方を獲得することにもつながるのでは、と考えています。他の人の企画を自分ごととして捉える癖がつくと、企画脳を育てる秘訣の一つなのかなと思いました。

(ちなみに、夜は20時くらいから寝るモードに入るぼくなので、もう体内時計が狂うほど、脳から変な物質が出ていたと思います。どばどばー!)

自分が発表する順番になったときも同じです。最初は、自己紹介で「静岡県の三島に住んでいた」という話をしたら、そこに対するコメントが集まり、よくわからないところでリアルタイムのすごさを感じたわけですが…。

リアルタイムでフィードバックをされる嬉しさ、そして基本褒めたり、共感したりしてくれる素晴らしさ。普段、友人や家族などと話しているときもそうだと思うのですが、最初から修正案や否定から入られると嫌ですよね。その前にクッションとして「そうだよね」という共感を入れてほしい。その姿勢が自然と出来上がる集団というのは「最高だな」と思います。

今回、各自「5つの企画を挙げてください」ということでプレゼンをしたのですが、コメントの量やお気に入りの企画につく印の数を見ると、自分がウケるだろうと思っていた企画にあまり反応がなかったり、なんとなく軽い気持ちで作ったものがウケていたり。企画を自分の中でこねくり回すよりも、一旦アウトプットしてみる、というのは大事なことだと感じました。どうしても企画は温めたくなるのですが、それでは広がりや深みが出ない。だからこそ、こういう機会を利用して、どんどんとアウトプットすると、いいサイクルができてくるのかなあと。

やっぱり「10万部会議」と銘打っているだけあって、みなさんの気合いの入りようが半端なかったです。「実現してほしい」と思う他の人の企画を、自分だったらどう実現するか考える。「実現したい」と思う自分の企画を、どうやったら実現できるか考える。そんなことをしていたら、真夜中になっていました。

企画は自分の悩みの種から生まれる。これからも英語学習を続けていきながら、英語学習で苦しむ人と接しながら、救いの手を差し伸べる本を作っていこうと誓った夜なのでした。


主催の竹村さん、会場の準備をしてくれたよしきくん、ご一緒したみなさま、ありがとうございます!同じ時間を共有できたことを嬉しく思います。この日をキッカケに面白いことを仕掛けていきましょう!

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渡邉 淳/porpor(英語学習コンシェルジュ)

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