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求めよ、努力せよ、己を磨けよ、見る人が見たらわかる。という世界線。

2021年、夏。東京ビックサイトの大会場

約1,000人の参加者が参加したセミナー会場に僕はいました。

まだ世間がコロナに最大限に気を遣いながら開催されたコンテンツ東京の目玉セミナーとして開催されたVR/AR/MRをテーマにしたそれは非常に興味深い内容で聴衆の興味を引き付けていた。

登壇した講師の中でも一際言葉がキレキレだった男性に興味をもった僕は、セミナー終了後、講師が出てくるのを待った。

講師控室から出てきた男性に駆け寄り、挨拶をした。「いつか、ご一緒できる日があると思うのでよろしくお願いします」と。

その男性というのが、当時gumiの代表だった国光宏尚氏。そう、後に、共にSUPER SAPIENSSを立ち上げることになった人である。

と、この話にはもう少し続きがある。

僕は、国光氏の話している動画をYouTubeなどで勉強するようになった。

インプットとアウトプット

僕は当時、自分の得たビジネスの知識を、ビジネス畑じゃない人もわかるように面白おかしく人に伝える「なるなるカレッジ」というYouTubeを配信していた。

親しくさせてもらっていた映画監督、本広克行氏も、僕が話す最近のビジネストレンドなどに非常に興味をもってくれた一人だった。

スタートアップの資金調達方法から最近のWeb3での資金調達方法、NFTをはじめとしたブロックチェーン技術がもたらすイノベーション、そんな話をさせてもらっていた。

本広監督という人は、物事を深く理解する前に、
直感で「これはくる」というような匂いを感じ取れる人なんだと僕は思っている。

僕には理屈として説明できないが、数々のヒットを見てきて、自身も最高のヒットを生み出してきたクリエイターの勘のようなものなのかもしれない。

そんな本広監督から、「ちょっとそっち系の詳しい人に話を聞きに行くので、なるなるも一緒に来てくれないか?」と誘ってもらうことがあった。

そして、参加したMTG。そっち系に詳しい人というのもまた國光宏尚氏であった。

その場にいたから

そして、このMTGが、まさにSUPER SAPIENSSが生まれることとなる場となった。映画監督たちとは違うビジネスバックグラウンドをもっていたレアキャラということもあり、ボードメンバーの一員に加えていただいた。

言うなれば、僕がその場にいたということが理由と言えるだろう。

そして、FiNANCiEでのファンディングをすることが決まり、Webtoonを先行させることとなり、慌ただしく走りながらも、「エンタメ×Web3.0」は業界内外からの注目を徐々に集めていった。(SUPER SAPIENSSが何かはこちらのnoteをご覧ください)

そして、2022年、コンテンツ東京では1,000名の聴衆を前に、SUPER SAPIENSSは壇上に立つこととなる。

このnoteのカバー写真がその時のものである。その一番右隅に、MC役を仰せつかった僕の姿もあった。

1年前は、一聴衆の中の1人だった僕が、1年後に登壇者側になった。

スパサピは門戸はいつでも開かれている

偉そうなことを言えるものは何もないが、過去の実績や肩書きではなく、情熱、行動力、そして才能。それをストレートに評価するカルチャーがSUPER SAPIENSSにはある。

それはきっと自分たちの見る目を信じている審美眼をもった人たちだからこそ為せる技なのだろう。

そして、2023年、6月28日。SUPER SAPIENSSは再びコンテンツ東京の壇上に立つ。

新しいニュースを引っ提げながら、一番の目玉は、サポーターから気がつけばボードメンバーと肩を並べることになった一人の共犯者が壇上に立つことになるかもしれない。

次はあなただ、と約束はできないが、「求めよ、努力せよ、己を磨けよ、見る人が見たらわかる。」と伝えたい。今まで悔しい思いをしてきたなら、なおさらこの意味がわかるはずだ。


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