心地の良い香りーアロマテラピー

気持ちのいい香りに包まれて毎日を暮らしたいと思い、
アロマテラピーワークショップに参加しました。

古代エジプトからローマ帝国の時代から始まり
現在に至るまでの歴史の説明から始まりました。
当時植物は薬として使われていたそうです。

20世紀に入ってからはフランスで香水つくりに携わっていた
Rene-Maurice Gattefosseがある時腕に火傷をし、
たまたま近くにあったラベンダーオイルにつけたところ
痛みもそれほどなく、治癒したそう。
その後戦地の医者であるDr,Jean Valnetが傷だけでなく、
兵士の感情にも何らかの効果があるということに気づきました。
コスメ業界のMarguerite Mauryはこれをマッサージに使い始めました。
フランス語やドイツ語でしか書かれていなかったアロマオイルの本は
Robert Tisserandによって英語に翻訳され、
そこから世界中に広まったそうです。
で、このロバートさんが今回ワークショップを受けたスクールに
コロナ禍前はレクチャーしに来てくれていたようです。

エッセンシャルオイルの香りをかぎながら、
頭の中に浮かぶ言葉とその香りが上(頭)か下(体)に向かっていっているのかを想像しました。自分の嗅覚で香りを分析。
上に向かっているものは脳にいいものなので、感情にも影響を及ぼします。
下に向かっているものは第二の脳といわれている腸、消化にいいもの、
あるいは大地に根がはっている安定を意味し、瞑想などするのにつかわれる香りだそう。

エッセンシャルオイルの効用を植物のパーツごとの説明がありましたが、
その中でも気になったのは以下の通りです。

花 肌にいい
ジャスミン:筋肉をほぐす
インモーテル:湿疹、痣
ローマンカモミール:炎症をおさえる、不眠
果実
マンダリン:落ち着く(小学生の子どもが騒いでいたらこの香りで落ち着かせるとか)
オレンジ:消化にいい
レモン:頭をすっきりさせる
ベリー系
メイチャン:別名ハッピーオイル 気持ちを落ち着かせる効果があり、鬱病に使われるそうです
木 
シダーウッド:森林の中にいる気持ちにさせ、周りの木に囲まれている感覚になるため、一人でさみしい思いをしている人にいいそう
サンダルウッド:瞑想の時によく使われる、中国のお寺で焚かれる
フランキンセンス(乳香):イエスキリストが誕生した際、当方から訪れた三賢人が贈り物として捧げたものだそうで、「神」という意味があるそうです。教会やお葬式だけでなく、転職や引っ越しなどで「次のステージ」に進むときに使われるそうです。香港の病院では末期の患者さんの病室で、この香りを使うこともあるとか。

ラベンダー:傷口につける、心身のバランスをとる
ゼラニウム:女性ホルモンのバランスを整える、生理前にオイルをおなか回りと背中にぬってマッサージすると生理痛が和らぎます。閉経後の更年期障害にも効くとか!

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