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#169 吹奏楽部にマネージャーはいかが?①

こんにちは、ハルです。今回は部活の話です。

私は来年高校2年生になります。部活を引っ張っていく立場にもなります。高校1年生の間では、毎日のように来年度の部活の方向性について話し合いをしていますが意見が割れています。しかも両極端に。コンクールで金賞を取りたい派と楽しくやりたい派。

私は最初「楽しくやりたい派」でしたが、金賞派の友達の話を聞いて腑に落ち、「金賞取りたい派」になりましたが、今では「楽しくやりたい派」に揺れています。つまり、人の意見に流されやすいということです。八方美人ということです。いや、多方面から物事を考えることが出来るのです。

ここで「改めて1つの集団としてまとまること」の難しさを知りました。ぶつかり合う意見の中で妥協点を見つけることは困難です。一人ひとり目指すものが違うのも当たり前なことです。なぜなら、吹奏楽というものに関わってきた環境が全然違うからです。強豪校で鍛えてきた人、ゆるーくやってきた人、私のように音楽知識の乏しい新人。
でも、そんな凸凹な私たちには共通することがありました。

「この部活をよくしたいという思い」です。

これに気づいたとき私はとても嬉しかったのです。きっと私たちならなんとかやっていけると安心したのです。それと同時にもっと部活のために全力を奉げたいと思うようになりました。ファゴット担当ではなく、もっと部活全体をサポートしたいと思ったのです。つまり「マネージャー」です。

マネージャーになって、部員がよりよいパフォーマンスが出来るように支えたいと強く思いました。しかし、この部活に「マネージャー」という役職はありません。今までは高2がそれぞれ仕事を受け持っていたので必要なかったのです。ここで、ないならしょうがないか…と思えればよかったのですが、私の思いは強かったのです。

ないなら作ればいい。提案しよう。この部活にはマネージャーが必要なんだ。

そして、「提案書」まで作ってしまったのです。

>>>>>>後編へ続く

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