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#35 JCとパニック障害④

こんにちは、こんばんは。ハルです。
今回は、私がパニック障害の治療として今までどんなことをしたのかを書きたいと思います。

前回の記事↓↓


<呼吸コントロール>

まず初めにやったのは、呼吸コントロールです。
呼吸コントロールは、発作が起きそうなときや発作が起きたときに自分でコントロールできるようにするためのものです。その呼吸法を習慣化することで、発作が起きたらどうしようという考えから発作が起きても大丈夫という思考にシフトできるようになります。

私が教わったのは、4・4・8呼吸法というものです。
パニック発作や過呼吸は、酸素の取り込み過ぎによって起こります。この呼吸法を実践することで、体内の酸素と二酸化炭素のバランスを適切に保つことができるそうです。
4・4・8呼吸法の手順は、

4秒吸う→4秒止める→8秒かけて吐く

です。

ポイントは、吸うことよりも吐くことを意識することです。また、呼吸しやすい楽な姿勢になることも大切です。クリニックの先生は、自分にしっぽが生えたイメージを持ってどっしり座るといいとおっしゃっていました。

<感覚暴露>

私が行った治療として感覚暴露療法というものがあります。簡単に説明すると、自分の苦手な状況を積極的に作り出して、慣れよう!と言った感じです。

例えば、私は過呼吸が起こることに大きな不安や恐怖を抱えていたので、わざと過呼吸のような状態を作り出します。1秒刻みで吸うと吐くを交互に30秒間行い、そのあと呼吸が落ち着くまで待ってみるということを1日1回やります。
初めは、過呼吸のような感覚から不安や恐怖が募りますが、次第にそれはおさまるいうことを理解できると、不安や恐怖が軽減されるという仕組みです。

この治療は結構辛かったけれど、その分効果は実感しました。


これ以外にもたくさんの治療法があります。どの治療が患者さんにあっているのかは、専門家である先生やカウンセラーの方がしっかり判断してくれます。だから、少しでも気になることがあったり、辛い思いをしているなら、勇気を出して心療内科などのクリニックに行ってみるのがおすすめです。

最後まで読んでくださってありがとうございました。
この記事が誰かの役に立ちますように。


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