見出し画像

まだ道半ばの渋谷再開発!完成は6年後か

2020年9月に開業した、高さ180mの渋谷ストリーム。
2021年11月に開業した高さ230mの渋谷スクランブルスクエア。
2020年になってから既にかなりの変貌を見せた渋谷駅ですが、なんとその開発はまだ道半ば。
今後も変貌を遂げる渋谷再開発にフォーカスしてみましょう。

「生活文化拠点×グローバルビジネス」の拠点 渋谷

今一度、渋谷駅の凄さをおさらいしてみましょう。
渋谷駅は1885年に開業され、今年で137年目を迎えました。
国内第2位のターミナル駅として、1日の乗客者数は約300万人にも上ります。
8路線が乗り入れ、都内はもちろん羽田空港にも利便性が優れています。
また渋谷は鉄道だけではなく、国内有数のバスターミナルとしても機能しており、乗降客数は3位を誇っています。

このような特徴から、渋谷は「東京における『都市力』の両輪」として、生活文化拠点とグローバルビジネスの拠点としての街づくりが進められてきました。

6年後をゴールに控えた渋谷再開発

2012年開業の渋谷ヒカリエや2019年開業の渋谷スクランブルスクエアなど、続々と大型複合商業施設が開業した渋谷。
今後はどのような再開発が行われるのでしょうか。

・2023年竣工予定 桜丘地区再開発

桜丘地区は渋谷駅南西部に広がる敷地。
グローバル対応の生活支援施設や企業支援施設などを建設中で、外国人の受け入れも視野に入れた生活文化の拠点と、
ベンチャー企業支援施設などビジネスの拠点としての渋谷の街づくりの一部として新しく誕生します。

・2024年竣工予定 渋谷2丁目17地区再開発

渋谷ヒカリエに隣接する23階建ての複合施設の建設が進められています。
敷地内には広場を整備し、今までの渋谷にはなかったような憩いの場を新たに作る予定です。

・2028年竣工 スクランブルスクエア 中央棟・西棟

2019年に開業した東棟に隣接する形で完成予定の中央棟・西棟が渋谷再開発地の最後として予定されています。
中央棟はJR渋谷駅のホームや路線の上に、「西棟」は東急東横店の跡地に建設予定です。
新たに「渋谷の顔」として完成するのが待ち遠しいですね。

このように、6年後には渋谷の再開発の完成が控えています。
グローバルシティとして、今以上に人の流れが増え活発化していくでしょう。
渋谷駅の再開発が進めば、渋谷駅や渋谷駅にアクセスの良い駅の不動産価値も上がります。
今後の東京の不動産市場にも注目が集まることでしょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?