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自分の成長過程を思い起こすと、そこには、自分の時間を割いてまで指導してくれた(してくれている)先輩たちがいることを再確認できました。

少し古い書籍ですが「一分間ドラッカー」の
第6章53番にこんな言葉があります。

書類仕事を減らすことのメリットは
人間関係に使う時間を増やすことにある


これは職場のリーダー層に向けた
ドラッカーからのメッセージです。

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新人が“一人前”になるためには
手間と時間と金が必要です。

昔は「一人前になるには3年はかかる」と言われてましたが、
デジタル化が進んだ現代では、
そんなに時間もかけていられない、と。


余談ですが私は25歳で働き始め、
35歳くらいでやっと仕事が分かるように
なりました。10年かかりました・・・。


リーダー層は、手間や時間を有意義に使い、
新人を導き、彼らの話に耳を傾け、
彼らに挑戦させなければならないと
書籍には記されています。

強く同感ですね。

なのでリーダーがムダな報告書などの書類を
作っている時間があれば、新人に手をかけた方が
企業・団体の未来のためにはいい、というわけです。


・見える化して本当に必要な業務か判断する
・判断がつかなければ一旦止めてみる
・必要だったら戻す、必要なければ無くす
・RPAなどで自動化できないか検討してみる
・空いた時間で次のリーダーを真剣に育成する


確かに私のまわりにいる優れたリーダーは
後輩育成に成功している人たちです。
単にコミュニケーションを取るだけではなく、
態度や行動が手本となる、そんなリーダーです。


現在、私は6名が所属する室のリーダーを
任せられています。
こんな記事を書いたので、後輩から声をかけられて
「忙しいから後にして」とは
かっこ悪くて、金輪際言えませんね。

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