吾輩は絵本ユニットである。名前はポントタボテ。作品はまだない。

TAN-SUの新しい試みとして僕とあそびクリエーターのリベットボタンちゃんで絵本ユニット活動をスタートしました。わけーのとおじさんの会社内ユニットです。名前はポントタボテ｜PONTOTABOTEと言います。作品はまだありませんが、色々と作品を作っている最中なので現状は下準備段階です。

“ポントタボテ“は、ポテトスケッチの「ポテト」と、リベットボタンの「ボタン」をごちゃ混ぜにして作った名前です。新しい試みなんで、真新しい名前がいいな〜と思って適当に作ったのですが、二人ともなんとなく言葉の響きを気に入って名前にしました。

名前づくりはコンセプトづくり

僕の仕事は名前づくりから始まります。いわゆるコピーライティング。
テレビ番組、ラジオ番組、キャンペーン、広告、WEBメディ、本、イベント、商品、もういろんな名前をつくってきました。小さな頃は友だちのあだ名を作るのが得意でした（僕が面白いと思って付けたあだ名で友だちを怒らせちゃうこともあったけど）。

僕が大切にしているのは、タイトルとコンセプトが繋がること。作り手の意図がきちんと見えるタイトルづくりを意識しています。TANーSUのホームページに掲載されているほとんどのタイトルは自分で作ったものですが、広告会社のようにコピーライティングを専門職としてきたのではなくて、ブランディング作業の一部というイ感覚で関わってきました。

イメージを損なわないように、時には自分でデザインまで行うこともあります。おそらく大小数百以上は作ってきたはず。こんだけ作ってきたのであればコピーライターを名乗っておけば良かったと思うこともあります。

TAN-SUの実績はこちら
https://tan-su.com/

例えば、僕が初めてTBSラジオで番組のMCをさせてもらった「ハツデンキ」。その時は制作も全てTAN-SUスタッフで行ったのですが、地域を元気に発電する人をゲストに迎えてトークする番組です。テーマ曲はリベットボタンの「よりみち」。土曜の夕方にお耳が寄り道したくなる番組を目指して。

リベットボタン「よりみち」
https://music.apple.com/jp/album/%E3%82%88%E3%82%8A%E3%81%BF%E3%81%A1/1559717964?i=1559718051

もう一つ例を挙げると、TSUTAYAと共同でレンタル用に作った洋楽コンピレーションアルバム「大人企画」。「大人してる？」というメッセージをコピーとして大々的に見せ、さまざまなジャンルごとにシリーズ化されたカバーアルバムです。13タイトル！？くらい作って30万回以上の（僕が知ってる限りなので、多分もっといってる）レンタルがあったようです。

大人企画シリーズ
https://www.cdjournal.com/main/news/-/36017

この「大人企画」は、大人の遊び心に憧れる30代から40代の大人予備軍たちに向けて、格好いい音楽を聴こうぜ！というメッセージ的なコンセプトを作りました。なんとイメージキャラクターには大人代表の中尾彬さんに登場いただきました。当時僕が在籍していた会社に所属していたということもあり、中尾さんに直接お願いしたら「いいね〜」と言ってもらい快諾。

CDアルバムの題字、ポスター題字など全部中尾さん直筆でお願いしたり、店内ナレーションも中尾さんの声でお願いしました。とっても楽しいキャンペーンになり、音楽とがっつり関わった楽しい時間でした。

そしてポントタボテはノーコンセプト！愉快な絵本を作るという共通の目標に向かって楽しいアイデアを出し合うユニットです。「おじさん」と「わけーの」の世代の違う二人のヘンテコユニットです。どうぞよろしくお願いいたします。

さ、今日もおちゃのまポップな一日になりますように！