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スタートアップの採用マーケティング / 採用ホームページ制作 / 広報内容の進め方を大公開

皆さん、こんにちは。ポテンシャライトの山根です。

12月は「Potentialight Advent Calendar 2023」と題して、25日まで毎日(営業日)ブログを公開する企画を実施中です!

今年度、当社のブログ公開数は「累計500本」を突破しました!
このままアウトプットのスピードを緩めることなく、今年を締めくくることができるよう本企画を進めています!

スケジュールはこちらです 👆

当社メンバーからの発信をぜひお楽しみください!
全てのまとめnoteは [こちら]!では、本ブログをご覧ください。


「9/1に資金調達のプレスリリースをするので、その日までに採用ブランディング+採用ホームページが整っているとベストです」

この温かいお言葉を頂戴したのは8月上旬の頃でした(スピード感が必要だぞ)。

この企業様はベンチャーキャピタルのEight Roadsさんを筆頭に資金調達を実施し、且つ代表交代をすることになり、僕は交代「後」のフェーズにおいて、HR支援をさせていただきました。

お取引を開始したのは8月上旬でした。
そして決まっているのは「9/1にプレスリリースを出す」とのこと。

「なるほど…(スケジュール、タイトだな)」

と思っていました。

ただ、これまで僕はベンチャー企業様のHR支援に数多く入らさせていただいており、このペース感には慣れていました(というと今回のようなご依頼をいただいてしまうかもしれませんが…)。

本ブログでは、1ヶ月弱で

  • 採用ブランディング(魅力設計)

  • 採用ホームページ作成

を実施するにあたり、どのようなスケジュールで、どのようなポイントを抑えながら実施したかを記載したいと思います。



0. 株式会社Zpeerについて

今回ご依頼を頂戴した企業さまは「株式会社Zpeer」様です。簡単に状況と会社概要を記載すると、

  • 設立は2013年

  • 「Vet peer」という獣医師向けの情報サイトを運営

  • 2023年8月1日に森野さんが代表に就任

  • 2023年9月1日に資金調達&代表交代のプレスリリースを配信予定

簡単にはなりますがZpeer様の状況+概要です。これから事業に強いドライブをかけていくタイミングになります。


1. 今回のスケジュールについて

お取引前に森野さんに採用ブランディングの重要性について説明をしたところ、共鳴をしていただき取り組むことになりました。

そもそも採用ブランディングとは何を指すのでしょうか。
山根が言う「採用コンサルティング」の定義はこれです。下記ご覧ください。

世間的な「コーポレートブランディング」の意味合いとは少し異なるかと思いますが、主に採用領域において企業を魅力的に表現するための情報を引き出して整理することと定義しております。
詳しくは以下ブログをご覧ください。

話は戻りますが、スケジュールは下記で動いておりました。

  • 8/2(水)  キックオフミーティング

  • 8/4(金)  第一回採用ブランディングミーティング

  • 8/9(水)  第二回採用ブランディングミーティング

  • (ここで夏季休暇を挟み…)

  • 8/15(火) 採用ブランディング擦り合わせ&採用ホームページの内容擦り合わせ

  • 8/22(火) 採用ホームページほぼ確定+求人ヒアリング

  • 9/1(金)  プレスリリース

割とタイトなスケジュールでしたが、コミュニケーションを定期的に取らせていただきながらうまく進めることができました。もう少し詳しく見てみてみましょう。


2. 8/4(金) 第一回採用ブランディングミーティング

採用ブランディングの第一回のミーティングを実施しました。
一回目は下記質問を中心に進めていきます。

第一回採用ブランディングヒアリングでの質問事例①

まずはZpeer様の概要を理解するために、ザックリとした内容になるのですが、こちらの質問をさせていただいています。20分程度で大枠のご説明をいただき、そのご説明内容に対してポテンシャライト側から追加のご質問をさせていただく形です。

森野さんは獣医師、病院経営などのご経験が豊富にあり、この業界のプロフェッショナルであると同時に、コミュニケーションも非常に分かりやすく、今回のヒアリングは進めやすかったです。


3. 8/9(水) 第二回採用ブランディングミーティング

第一回の採用ブランディングヒアリングを経て、第二回は追加で質問をしていきます。

第二回採用ブランディングヒアリングでの質問事例①
第二回採用ブランディングヒアリングでの質問事例②
第二回採用ブランディングヒアリングでの追加質問事例

これらの質問をさせていただきました。このヒアリングでもかなり濃いお話しをいただき、二度に渡るヒアリングで情報は纏まっていきました。


4. 8/16(水) 採用ブランディング擦り合わせ&採用ホームページの内容擦り合わせ

二度に渡るヒアリングをしたのち、内容が纏まった上で代表の森野さんと擦り合わせをしました。擦り合わせをした際に使用したミーティングアジェンダはこちら 👇

採用ブランディングミーティング後 の擦り合わせ内容①

その上で「採用ホームページ」の制作依頼を頂戴していたので、内容の擦り合わせをいたしました。ここで一つ補足をしておくと、採用ホームページ制作経験がある方はご理解いただけるかと思うのですが、1ヶ月でゼロから採用ホームページを制作していくのは難儀です。もちろんやろうと思えばできるかもしれませんが、不十分な統一感の無い内容になってしまう可能性が高いです。

そのようにして当社の採用ブランディングサービスを実施したため、魅力の整理はできた状態になりました。そのため、採用ホームページ制作でいう「設計」の一部は済んでいました。
一方で、このフェーズの企業様はデザインアイデンティティなどが存在していないことが多く、色や図形、フォントなどはルールがないことが多いです。そのため、簡易的な採用ホームページ制作をすることにしました。


5. 採用ホームページ制作はnotionで進めることに

前項で記載した通り、採用ホームページ制作に時間をかけ過ぎないためにも、事前に制限された状態でホームページ制作ができるnotionで進めることにしました。

改めて状況を整理すると、

目的
 - プレスリリース出す時に、採用情報の遷移先を作っておきたい

インサイト
 - 「獣医師」「動物」など興味があるキーワードが並んでおり、その企業が資金調達・体制交代をしたことから、どんなことに興味があって取り組んでいる企業か「とりあえず」見てみる
 - 知らない、わからない、という状態
 - となると、「事業」をまず掲載したほうが良いが、事業推しだと今回のブランディングストーリーが崩れるため予定通り進めることに。

こんなユーザー心理になることが予想されます。
前項で記載しておりましたが、採用ホームページの中身としては、

Zpeerの採用ホームページの中身

このような内容で進めることにしました。
そして、出来上がった採用ホームページがこちら 👇

notionで作成しました,と記載していたのですが,現時点ではコーポレートサイト内の採用ページにupしてありました。


6. 採用広報について

今回のプレスリリース時にはマストで必要なわけではなかったのですが、採用ブランディングも実施したことによって、魅力の「発掘」「文言化」ができました。なぜならば、魅力の「アウトプット」の手法の1つに採用広報が適切だと考えたためです。

採用広報の「題材」は社員インタビュー(入社ヒストリー)が当たり前のように多いのですが、社員インタビュー以外にも実施した方が良い。採用広報は多数存在しており、むしろ創業期のベンチャー企業は、社員インタビュー以外のほうが効果を発揮したりします。

今回のZpeer様の場合は、下記のような構成にしようと思っていました。


最後に

皆さんいかがでしたでしょうか。
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