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Z級生き恥録2023年7月末:お前のことを監視したい=お前は潜在的エネミー

今日は最悪の目覚めだった、久しぶりに悪夢を見た気がする。


突然母親から「○○ちゃんがアンタに話があるって言ってた」と言われ、家を訪れることになる。10年以上疎遠の幼馴染が一体今さら何を話があるというのか。露骨に精神的に追い詰めるようないじめの関係にはなかったはずだ。物の貸し借りもしたことがない。思い当たる節の全くない呼び出しの恐怖たるや…。何より私は「地元最高!!」な方ではないため、地元・田舎を離れた市街地の高校に新規一転進学して以降、幼馴染やクラスメイト、部活仲間とはほぼ連絡を取っていない。そんな私に話があるとは尋常のことではないに違いない。
きっと現実なら会うのを断ることもできたのだろうが、悲しい哉、夢の引力に負けてインターホンを押した(いや、長年染みついた奴隷根性というか人間関係の支配される側根性で恐らくリアルでも尋ねる羽目になっていたに違いない)。緊張しながら待っているとしばらくして呼びつけた当人が出てきた。
どんな口ぶりだったかは覚えていないが、要約すると「誰彼構わず噛みつかれる匿名インターネットジャングル時代、誰が敵か分からないからせめてお前の各種SNSアカウントをフォロー&監視させろ」というような内容だった。い、嫌にもほどがある…。
現在は通院(というか自立支援移行制度の受給)の関係で地元で暮らしているが、なるべくひっそりと生きていたい。近所のモールで子連れの同級生と鉢合わせたくない、独身異常オタクの自分と比べて惨めな思いをしたくない。地元怖い。大体、長年疎遠だった人に自分のSNSをフォローされるのも遠慮したい。「あいつ中学では根暗陰キャだったのにこんな投稿すんのかよ!ギャハハウケる~~~~」って地元コミュニティで晒されるのかと思うと土に還りたくなる(地元の同級生をなんだと思っているんだ)。
そして奴隷根性で断ることもできずに相互フォローになってしまった、夢とはいえ我ながら情けなさすぎる、しっかりしてくれ…。
中学生だったとはいえ田舎特有の直ぐに話(≠噂)が広まり、秘密など存在しなかった「地元」という空間からSNSは心理的に切り離してくれた。そこが「地元」に侵食される。私から匿名空間を奪うな。
夢だと分かっているのになかなか目覚めることもできずにいつもの時間まで起きられなかった。そして悪夢で体力が消耗してぐったりしながら朝ごはんに向かった。


最近はTwitterが買収騒ぎで「X」に変更されて、それに対抗したMeta社がThreadsをリリースした。Twitter(というかこれを投稿している2023年7月31日時点で私のスマホのTwitterアイコンは「X」に切り替わっている)という泥船から早く足を洗いたくてThreadsのアカウントを開設したが、Instagramと連携しているせいでインスタで繋がっている一部の地元同級生に私のネチネチ文字投稿が、地元コミュニティに垂れ流しされている可能性があることに、このnoteを書いていて気付いた。怖!!!!!!!
SNSに救済を。


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