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「友だちが多い友だち」に嫉妬していた話

わたしの友だちは、両手に収まるほど少ない。いや、片手か?

しかし、友だちが少なくても、困ることはない。むしろ、友だち間で起きる”モヤモヤ”や”ウーン”といった気持ちが減る気がする。

ただわたしの場合、友だちが多い友だちを見ていると嫉妬してしまうのが、問題だった。

「あー今日もこの子のストーリーが上がってる。飲み会か。」
「いっつも誰かと遊んでるな。」
「この子はいろんな人から好かれているよな~。」

恥ずかしい。なんでこんな感情を抱くのだろうか。嫉妬まみれの感情を消したいのに、なかなかどうも解消法が分からなかった。

仲の良い友だちと遊んでいれば、なんのストレスもなく過ごせるのは確か。趣味、話題、好きなことなど、いつまでも話せるからいいのに。

わたしにとって、「心地よい人間関係」を知っているはずなのに。

留学しても、その性格は変わらなかった。むしろ留学生という小さなコミュニティの中では、より感じることが多かった。
特にしんどかったのは、放課後。この子には遊ぶプランがある、ない。
が顕著に見える。もちろん私には、プランがないことが多く、よく語学学校の先生と話して、そのまま一緒に帰ったりしていた。

しかし、こんな嫉妬まみれの感情をずっと持っていても、マイナスでしかない。

そこで、わたしは以下の2つを実行した。

1:自分を大切にしてくれている人を、大切にする
2:自分の時間を大事にする

ちょっと補足すると、、、

1:自分を大切にしてくれている人を、大切にする

まずは自分のことを大切している人に、ちゃんと目を向けようと思い、実行しました。
自分のことを見てくれている人、気にかけて連絡をくれる人、声をかけてくれる人をもっと大事にすることで、周りの雑念が消えました。

2:自分の時間を大事にする

誰かと過ごす時間が楽しい。一人で出来ることでも、誰かとやれば倍楽しい。だから友だちを作りたくなるし、友だちと出かけたくなる。

でも、自分で「楽しい時間・日」を作ることも大事。実際にわたしはこんなことを、自分時間にしてました。

  • 新しいお店に立ち寄ってみる

  • お店の人と話してみる

  • ”ぼんやりできる”スポット探し

  • 筋トレ・ランニング・ハイキング

  • 家具の配置を変える

  • 断捨離

などなど

自分で、自分の楽しい時間をつくらないと周りの雑音が入ってくるだけ。
その時間が来るといいな、と待っていてはだめなんだと。

そんな当たり前のことを忘れていました。

嫉妬してしまう気持ちはきっと消せないけど、それも「個性」だと思って、受け止めることにしました。気を付けることは、その気持ちを5分以上持続しないために、他のことに目・意識を向けるということ。

実際、他のことに目を向ければ、もっといい日になるんですもん。

では、今日もいい日にしていきましょう。

また次回の記事でお会いしましょう。

Vol.12

こり


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