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2020年9月 銀座のギャラリーを見てきた

よいご縁があったので、銀座のギャラリーをはしごしてきた。贅沢!職場も近いし、英会話にも通っているので、なんやかやと週一は来ている銀座だけど、意外とギャラリーは行ってなくて、楽しかった!

エルメスの「ベゾアール(結石)」シャルロット・デュマ展。
馬。ひたすら馬。馬の結石とかの展示に慄く。結石11キロとかやばい。
与那国の馬とか、素朴というか、競走馬を見慣れている目には新鮮。ずんぐりむっくり。
animaというインスタレーションがなかなか素敵だった。うとうとする馬だったり、そんな馬の背に落ちる影だったり、そもそも馬白いとか。そういえばスーホの白い馬という絵本もあったっけ。ていうか白馬の王子様というくらいだった。なんとなくわたしの中で馬は白くなかったので、異形の生物のようにみてしまった。

POLAミュージアムアネックスのTakahiro Matsuo 「INTENSITY」展
2回目!何回見ても素敵。水と光の煌めきが、素晴らしい。ギッラギラの時と、ほんとささやかな、平家蛍の光のような時があり、当然後者が好きなわたし。まあお金持ちが好きそうでもあるが、なんせ人間はキラキラするものに弱い。光る石とか集めがち。
ギラギラ感はほんと宝石を感じさせるんだけど,消えそうな煌めきの時は、線香花火を思わせる。儚い。この展示の素敵なところは視覚だけでなく、水音も相まって聴覚も含めたトータルの表現になっているところ。ここに住みたい…
でもわたしのiPhone 6sでは撮りきれないんだな…ほんと何回でも見たい。ちなみに一番初めにある「Phenomenon / フェノメノン」も素敵。家に欲しい。サンドピクチャーとか、好きだからなぁ。

資生堂ギャラリー
「記憶の珍味 諏訪綾子展 Taste of Reminiscence Delicacies from Nature」
これはコロナ前から気になっていた展示で、五感に訴える作品はどんなかんじなんだろ、と思ってたやつ。コロナの影響でしばらく中断していたものが、再構成されたみたい。
まあ、嗅覚への刺激が強い。コロナ前は多分「食べる」という点にアプローチするものだったんだろうけど、食べたり、触ったりを極力廃したら、嗅覚になるんだろな…初期展示のグミみたいの、たべてみたかったな。
ただ、香りが強すぎて一瞬くらっときた。香りの正体もよくわかんないけど、草のような魚介のような動物のような…まあ珍味というのにふさわしいかも。会場全体がマスク越しでも香るくらいだった。なかなかない体験。おもしろかった!

やはり銀座は色々あって楽しい。もっと開拓してみたい。


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