暗いことばかりではない

少しずつ心の整理が落ち着いたのでぼちぼち書こうと思う。
2月上旬に祖母が亡くなった。
前日までは元気だったのに、施設で晩御飯を食べたら容態が急変して1時間足らずで亡くなったと言われた。

癌もあったし、年齢も年齢なのである程度の覚悟はできていた。
だから大泣きはしなかった。
祖母の介護が始まってからの6年間は母も私も辛かった。
それが終わって肩の荷が下りたのは大きい。手続きとかは面倒だけど。
最後の1年間、施設に入っていろんな人と話すことが出来たのは祖母にとってよかったと思う。

祖母の死を受けて学んだことが大きく2つある。

1つ目は最近の葬儀はものすごく進化しているということ。
「大家族」が減少していることや「コロナ」のことからいわゆる面倒なことが
減って負担が軽くなっている。本当にありがたい。
うちなんてほぼ儲けないのに。
祖母のことを思うと申し訳ないこともあったけど
ちゃんと送り出せてよかったと今では思っている。

2つ目は「1人で死ぬわけではない」ということ。
今まで「死ぬときは1人だ」と思っていた。
ただ今回祖母が死んでからたくさんの人にお世話になった。
施設の職員や、看護師さん、一緒にご飯食べていた人、葬儀屋さん等
たくさんの人の優しさに触れあうことができた。
祖母の人柄もあるだろうけど、ここまでしてくれるとは思わなかった。
だからこそ自分は今できることをやらなきゃいけないんだ。

受け入れることが難しいこともまだたくさんあるけれど
祖母に、祖母に関わってくれた人に感謝の意味を込めて少しずつ歩んでいこう。


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