中渡島潮流信号所(当時)

画像1 今治沿岸、来島海峡を成す小島の1つ、中渡島に明治33年灯台として設置され、同42年に潮流信号所となり、橋の開通で付近に電光掲示板式の潮流信号所が整備され平成24年に灯台に戻った。腕木式標識が最後まで使われた信号所である。撮影時は旧官舎や旗竿が残っていて昔ながらの灯台の雰囲気を醸し出していた。灯塔・付属舎は石積みで当初のまま変わりなく現役である。
画像2 無人化されたのは既出の鍋島灯台の1年前の平成2年で、その際腕木式信号機が更新された。旗竿はいつしか撤去された模様。写っている旧官舎は、灯塔・付属舎と共に灯台設置当初からの物らしいが、信号所廃止後に後方にあった発電機棟と共に撤去されている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?