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社会不適合者って意外にモテるらしい!!

■意外とモテる社会不適合者

今回はわりとやわらかい話題を書いてみる。
最近けっこう気分と頭とキーボードを打つ指が重くなるテーマが多かったのでモニターの前で、ニヤニヤしながら書けること、
どれだけ言い切っても責任を負わなくてもいい話題を探したのだ。

そこで社会不適合者の色恋事情についてもしかしたら気になる人もいるのかなーなんて思ったのだ。

これが、意外と、モテるんです。

嘘だと思うでしょ?

■社会不適合者の魅力

・社会不適合者の魅力とは
社会不適合者に与えられた唯一の魅力とは【希少性】である。
一般大衆との違いが“魅力”として捉えられることがある。

実際には社会不適合者はこの“違い”によって迫害、排除されるのだが、
こと恋愛においては必ずしもそうではない。

それは男女ともに
【他者と違うものを持ちたい欲求】と関連していると考える。私は男であるから、女性を例に取るが女性の視点からでもほぼ同じであるように思う。

社会不適合者は【珍しい動物】なのである。

・“付き合う”より“飼う”という感覚
もちろん男女関係においては、対等な関係が一番なのだが、社会不適合者の場合必ずしもそうではない。
むしろ社会不適合者の側が、一歩下がるべきである。

社会不適合者は“お世話をしていただく”という気持ちで謙ることが必要である。
社会不適合者は誰かに屈したり、謙ることが苦手なはずであるが、こと自分の面倒を見てくれたり、理解を示す人間に対してはめっぽう弱い。

男性の社会不適合者場合、女性の側は「わかっているよ、自由に好きなことをやればいいよ。」と理解を示す(フリでもいい)とすぐ落ちる。

逆に女性の社会不適合者の場合、注意が必要である。
そこにつけこまれ、動物的な本能でよって来られる場合がある。
自身をどこまで男性に委ねるかを考えなければならない。

社会不適合者が男性の場合、付き合う女性の方は「母性本能」が機能し、
やたら面倒をみてくれる。
社会不適合者が女性の場合、付き合う男性の方は「支配欲」が満たされる。

一番近いのは、「ペットを飼う」という感覚に近い。
たまに「珍しいペットを飼っている人」を見かける。
蛇やカメレオン、フェレットや最近びっくりしたのはカワウソ。

人がなかなか飼っていないものを飼育できることが最大の魅力である。
人と同じものを持ちたいという平均的で、他者の目を気にするフィールドに生息する男女は飽和状態にかかわらず、母性本能や支配欲が強く
“飼いたい”、“持ちたい”という欲が強い層がいるフィールドは
かなりのブルーオーシャンである。
よって社会不適合者は“モテる”のである。

社会不適合者は簡単に“モテる”(持てる)、飼育が可能である。

■社会不適合者の恋愛における欠点

・当たり前のことが当たり前ではない。
問題としては、明らかに常識や概念が通用しないことがある。
例えば、ある種のこだわりや偏見、思考のせいで当たり前の生活ができなかったりする。

ちなみに私は、社会不適合者のオスである。
私の特徴としては、暦上のイベントがすこぶる苦手であり嫌いである。

クリスマスや盆正月、バレンタインデー、ハロウィン。
本当に苦手である。
街がわちゃわちゃして、人は過剰に浮き足立つのがたまらなく気持ち悪い。

この件に関しては別記事で吐き出そうと思う。

このように私と付き合う女性は、一年を通しての暦上のイベントでいい思いをすることはない。
クリスマスだからといって、サプライズもないしプレゼントもない。
バレンタインデーだからといって、チョコやお菓子を期待しない。
お盆だからといってその時だけ故人を偲ぶこともない。
正月だからといって何もめでたいとは思わない。

普通の日として過ごす。

しかしだ。

私の場合は根が芸人である。
よって毎日、毎分、毎秒、常に“おもしいこと”に誘導しようとする。
幸運なことに、毎日何かしらで笑うことができるという特典がある。

クリスマスや盆正月など関係ない。
毎日どんなときも気持ちは特別な日なのだ。
毎日自身のルーツである祖先に対しても敬意を示しているし、
毎日起きると気持ちを新たにして、“はじまり”を感じる。

私にも立派なパートナーがいるが、本当によくやってくれていると思う。
私のパートナーは「理解している」とは決して言わない。
ただ、「理解しようとする」ことを行動で示してくれる。

他の女の子のように、イベントを楽しみたいという気持ちもあるだろうに
そこは決して表に出さず、私がいかに暦上のイベントを「普通の日」として過ごすかを黙って見ている。
その無干渉、傍観こそ「理解をしようとする」という行為なのだ。

その分、毎日他の女の子よりたくさん笑っているのだ。

私ができることは、笑ってくれる環境をつくることである。

当たり前のことが当たり前でないことはマイナスであるが、
逆に他の男ではあり得ないプラスの面がある。

もっと言えば、
“当たり前のプラスが当たり前にない”という面と
“当たり前でないプラスが当たり前にある”ということが大いにあると考える。

■モテたい社会不適合者がすべきこと

・まずはフィールド選びを慎重に。
社会不適合者がモテるには、まずフィールドが大事である。
というかほぼフィールドで決まると言っても過言ではないだろう。

この“フィールド”という概念は少し複雑である。

単純に“環境”ということでもない。
集団が形成する一種の“場所”のようなものでもない。

難しく言うなら、“個人個人の欲が交差する地点”とでも言えるかもしれない。“母性本能”や“支配欲”の強さや、希少なものを欲しがる気持ちの強さがちょうど交差する地点のことである。

“場所”ではないので、「ここです」と言えないのが残念である。

需要と供給のような話にも似ているかもしれない。
欲しい人がいて与える人がいる、のような感覚である。

それにはまず、社会不適合者自身が何を与えることができるかが重要であり、自身でそれを自覚し常にそれを与え続けなければならない。

当たり前のことが当たり前でない、当たり前のことができない、特殊なこだわりや偏見、思考だけではただのわがままな人である。
関係のない他者に対してはそういう態度でもいいが、
恋愛という関係においては、ギブアンドテイクという暗黙の了解が存在する。何か与えるものをはっきりと明確にしなければならない。

私の場合は「してあげれるは少なく、他の男のようなことはできないが、
他の女の子よりも確実に毎日笑うことができる」ということを供給している。

“フィールド”とは受ける側が他者よりいいものを受け取っていると感じること、“当たり前”のことよりも重きを置いていることと社会不適合者自身が持ち得る特殊能力の交差地点こそ社会不適合者がモテるフィールドである。

・自分が与えうる価値を明確に。
自分が与えうる価値は何か考えたことがあるだろうか。
進行形で交際している人は、相手に何かを供給しているだろうか。

それは“愛情”や“気持ち”というふわっとしたもののことではない。

男性の場合、それが「お金」という場合もあるだろう。
一生懸命働いて、高い給料をもらい、おしゃれなマンションで優雅に過ごし、ディナーは真っ白いお皿に小さな肉と訳のわからないソースがかかっているものを食べさせてあげることができる。
これも立派な価値だと思う。

しかし、こういった割と誰もが欲しいと思う価値は競争が激しい。
僕の価値はお金だ!と思う真っ白いお皿に小さな肉と訳のわからないソースがかかっているディナーを食べさせる男性の価値は簡単に他の男でも代替可能であるし、負ける可能性が高い。

なぜならたくさん稼ぐ男はこの世にごまんといるからだ。
自分の彼氏は月に50万稼ぐのよ、と仲間内ではトップクラスだったとしても
少し枠を広げれば、月に100万、500万なんてザラにいる。

誰もが与えることができる価値は“誰もが与えることができる”故に簡単に超えられる可能性があるのだ。

社会不適合者は、自身の「希少性」の中身を理解し、
それをどうやって「価値」として提供するかを考えることで、
“フィールド”を縦横無尽に走り回ることができる。

■実際にモテているのかって話

・答えはイエスでもありノーでもある。
イエスと言うとだいぶやばいヤツに思われるかもしれないし、ノーと言えばこの文章自体がなんなのかって話になる。

とは言え、はっきりと言おう。

モテます。

しかしこれは【社会不適合者】であるという前提での話である。

社会不適合者のクセに、社会不適合者なのに、社会不適合者のわりに、

“モテます。”というニュアンスだ。

社会不適合者だから他者と関われない、恋愛できない、誰からも好かれない、というわけではなくフィールドや自身の価値を最大化できていないからでありそれさえできてしまえば一般人と同じように他者と関わることができたり、恋愛もできる。
うまくハマればそれ以上なのである。

ただ気をつけるべきことがある。

・社会不適合者の恋愛で注意すべき点
たしかに希少性でもってフィールドを席巻することは可能である。
しかし、恋愛というものは人の感情であるから、
なんのことはない、タイミングや運も大いに関係する。

さらに、お金やルックスもさほど重要ではない場合もある。
性格や人柄で恋愛関係を構築することもある。

あまりにも奇を衒い、希少性ばかり追い求めよく言う
“他者との差別化”とはまたニュアンスが違う。

“他者との差別化”として、他者との違いばかりをフューチャーしても
それはそれでせっかくのブルーオーシャンで誰もいない無人島で孤立することになる。

あくまでも“自己ブランディング”という観点でのフィールド選定と
自身の価値を見極めなければならない。

そして、相手側にも「ぼくはどうしてもこうなんだ!」という「理解れ!」
という態度では誰も相手にはしないだろう。
あくまでもフィールドにおいて、「わかってほしい」という気持ちを持って、「わかるかもしれない」、「わかろうとしてもいいよ」というスタンスの相手を発見しなければならない。

とは言え、運やタイミングというまさに神様のサイコロには抗えないのかもしれないが。

■まとめ

・社会不適合者は意外とモテる。

・社会不適合者の魅力は「希少性」にある。

・社会不適合者の欠点は「当たり前が当たり前でない」ことで
マイナスもあるが、逆に他者が持っていないプラスも大いにある。

・モテるためにはフィールド選びと自身の価値を見極めることが重要である。

・フィールドとは“個人個人の欲が交差する地点”のようなもので、
支配欲や母性本能のような人が持つ特性と自身の価値の交わる地点である。

・注意点として、“他者との差別化”ではなく“自己ブランディング”という観点で接するべきである。上から目線になってはいけない。
「わかるかもしれない」、「わかろうとしてもいいよ」というスタンスを持つ相手を見つけなければならない。

・結局恋愛は運やタイミングの要素が強いので、必ずしもうまくいくとおおってはいけない。


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