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腎生検の術式


子ども病院で、腎生検の説明を受ける。
医療職にとっては、もしかしたら大した手術ではないのかもしれないけど・・
3歳の子どもが全身麻酔での手術。緊張する。

麻酔科、泌尿器科、腎臓内科の、それぞれのドクターから手術に関する説明を受ける。絶対はないからリスクリスクリスクの話ばかり。(私の不安な気持ちが大きいからそんな風に聞こえたのかもしれないけど・・・)
家族を代表して聞くから、責任が生じるし、そして家族への説明責任がある。

真剣に理解に努めた。そして家族への報告。長男(3歳児)への説明を終え、ようやくひと段落してふはーと一息をついた夕方。

腎臓内科の先生が、顔色を変えて入ってきた。

「お母さん!、お子さまの血液型って知っていますか?今調べたんですが・・・AB型のRH-何ですよ・・・」
えーーー。と驚く。なんとまぁ2000人に1人の血液型、、。
「それで、輸血量が読みにくくなると、(輸血が用意できず輸血ができない)リスクが上がるので腎生検の術式を変えることにしました。」
ほほほーー。情報過多で頭が飽和な私はすぐに切り替えることが容易ではなかったが、よく考えて、アレンジをしてくれるドクターたちに感謝した。

麻酔科、泌尿器科の先生がもう一度来て、説明をし直してくれた。
「あきらくんのキャラクターですね^^」とニコニコして術式が変わった内容を伝えてくれるドクターに心救われた。

そんなこんなで、びっくり仰天の出来事は、何だか続くのであった。

腎生検まで1週間。長いような短いような・・・・この結果がないと本格的な治療が始まらないから、、早く来てほしいなという気持ちが大きかった。
とはいえ、今できることに全力投球。。。と。病院生活が続く・・・・・。



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