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D I Y

目に見えるものが真実とは限らない。

お手軽なのは本当なのか。
買った方が安くなるんじゃないか。
ネットに載っている作品はプロの仕事ではないのか。

DIYの世界にようこそ。

これくらいなら自分でもできそうと思うことがたまにある。

多くの場合それは万能感という名の錯覚で大人になれば気がつけるはずなのに、将来の夢は野球選手だと書く小学生のように根拠はないけど出来る気がした日曜日。

そんな時は止まっちゃだめだよ。non stop boysですよ。と誰にいうでもなくコピー用紙を取り出してペンをしゅしゅっと走らせてポンチ絵を描き、コンベックス(巻尺のこと。こなれた感を出したいだけ)で必要な高さを計り、長さを書き加える。

近所のホームセンターにマスクをして(あの時は大変だった・・・と思い返せる日が早く来ればいいのに)材料と道具を購入。

のこぎりでぎこぎこと。
娘と一緒に。多少の斜め感はご愛敬。
Dont worry, Ⅰinnda Yo。

塗料を刷毛でペタペタと。
娘はテレビを見に行きました。  

切った部分が斜めなので電動ドライバーなのに力を加えて強引にネジを押し込み、帳尻を合わせる。やすりで高さの微調整をして再び帳尻を合わせる。

その帳尻合わせの結果がこちら。

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ぱっと見よければ、全てよし。使えるんだから言うことなし。
Donnamondai Isu desu Yo.

奥さんが褒めながらも「幾らかかったの」ってリアルな話を訊いてくる。これは男のロマンだなんて強気に言えればいいけど無理だから、被害を減らすべく同じものをもう一つ制作。

鋸から買ってます。電動ドライバーはレンタルですが、ほぼゼロから道具を揃えました。素直に答えたら「買った方が安いね」って言われるのは間違いない(僕ですらレシートを見ながら思ったのだから)
二つ作れば単価は下がる。小言の可能性もぐんと減る……はず。


そんなこんなで出来たから、調子に乗って、他のやつをもう一つ。

工程はほぼ同じ。ラフなスケッチにラフな計測。帳尻合わせが全ての前提。

再び材料を買ってきて、のこぎりでぎこぎこと。
材木はホームセンターで切ってくれるんだけど、娘と一緒にするのも乙だからと断る。そういう時に限って娘は手伝わない。アマゾンプライム恐るべし。

切り終えたくらいで顔を出し、色を塗りたいという娘。
刷毛でペタペタと塗りたぐる。

そんなこんなで二つ目の作品はこちら。

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サイドテーブルです。釘の色が木にマッチしていい感じだったので、無駄に横側を五連釘打ち。娘が塗った塗料の液だまりで内側に濃い線が見えてます。

どこで習ったのか「それも味だよね」と得意げな娘。失敗の全てが味に変わる。DIY恐るべし。

やり始める時はわくわくして、材料を選ぶ時は楽しくて楽しくて、いざやり始めたらちょっと面倒臭くなって、やり終えたらまたやろうかなと思ってしまう。

DIY 恐るべし。

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