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地域の若い人をみんなで応援する方法/オンライン会議ツール「ZEP」を使ってランチ会(2023年10月)

毎月最終水曜日のお昼にNPOの広報関係者がゆるやかに集うオンラインランチ会。10月も世話人同士で雑談していました。話題のひとつは「地域の若い人をみんなで応援する方法」でした。

少子高齢化による担い手不足、エネルギーや物価の高騰、雇用の不安定さ、社会保障への不安など、今の時代は若い人はなかなか大変な世の中です。

若者が大変ならば、おとながそれを助けたいところですが、地域においては世代が異なるとなかなか接点がないうえに、だれかひとりで助けるというのも大変です。

今回はそんな問題を解決する、沖縄のある映画館がやってるすてきな取り組みを紹介します。

シアタードーナツ・オキナワの「U-22 + α応援チケット」

沖縄県コザ市にある、シアタードーナツ・オキナワさんでは、【U22 + α応援チケット】(700円)を映画館の窓口とネットで販売しています。

これを購入すると、応援チケットは映画館のカウンターにて張り出されます。
22歳以下、または学生さんはこのチケットを使って映画を見ることができ、
このチケットを若人が使用した際には、映画の感想やお礼のメッセージと共にお店のSNSにて報告がされるしくみだそう!

©シアタードーナツ・オキナワ

「高校生以下無料」みたいにする市民活動はたくさんありますが、それだと利用されればされるほど、その団体の「うれしい悲鳴(=負担)」は大きくなってしまいがちです。
でもこの方式だと「複数人で応援」することで、だれか一人の負担は少なくなるうえに、「応援してくれる人」の存在を若人は感じて、愛着を持ってくれそうですし、応援する側の人にとっても、店頭に張り出された、若人のメッセージを見ることも楽しみの一つになりそうです。

このチケットは、コロナ禍ではじめたそうですが、すでに数百枚が売れているそう!すばらしいですね…。
この映画館「コミュニティ・シアター」を名乗っておられて、こういう映画館的な存在が各地域にあるといいなあと感じたのでした。

シアタードーナツ・オキナワの応援チケットはこちらから購入できます

たとえ映画でなくても、それぞれが少しずつできることをやるおとなが増えることで、元気になれる若人もいそうです。その仕掛けづくりができるおとな、それを広めることができるおとなが地域に増えるといいですよね…。

というわけで(!?)次回の「シェアするBar」は「地域に親しまれる広報コミュニケーション」について、事例やアイデアをシェアしましょう!

和歌山からはわかやまNPOセンターの志場さんが、ちょっとだけ顔を出してくれるとお伺いしています。

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マキノスミヨ(ビッグイシュー・オンライン 共同編集長):Twitter

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*林田全弘
月2回実施している、Youtubeライブ。
最近は、Canvaのデザインフィードバックをライブしています。
https://www.youtube.com/design4npo


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