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「アート」をアイデアとコミュニケーションのきっかけに。瀬戸市出身の彫刻家・鈴木さんにオリジナル作品を制作いただきました

こんにちは!瀬戸市に本社を置く大橋運輸の広報チームです。

弊社では、注力する「健康経営」をはじめ、社員が健やかでいられるようさまざまな企画を行っています。旬の食材配布をしたり、仕事の合間にリラックスできるおやつボックスを設置したり、仕事のモチベーションにつながるようなきっかけづくりをしてきました。

企画をつくるときには多くの社員が参加したくなるような「ユニーク」な内容を意識しています。面白いだけでなく興味をひくもの、思わずクスッと笑ってしまうようなものを「ユニーク」だと思っています。

直近では、「ユニークな社内に増えることで、仕事も楽しめる」という社長の想いから、社内にアート作品を設置。瀬戸市出身の彫刻家・鈴木紹陶武(つとむ)さんにお願いして、弊社オリジナルキャラクターをモチーフにした作品を制作していただきました。

この記事では、作品の紹介と弊社のユニークを意識した取り組みについてお伝えします。

「アート」をきっかけに、自由な発想を

今回、作品制作をしていただいた鈴木さんと私たちが出会ったのは、日本画・洋画・彫刻・工芸美術・書の5つのジャンルの作品が展示される「日展名古屋展(以下、日展)」。文化勲章受章者や日本藝術院会員の作品をはじめ、厳しい審査を経た、地元作家によるハイレベルな作品に触れられる作品展です。鈴木さんは彫刻家として参加されており、彼が展示会場に在郎している日、社長の鍋嶋が偶然にも日展に足を運んでいました。

「アートは人それぞれに解釈していいもの」。そう考える鍋嶋は、作品に触れることで思考を柔軟にしたり、アイデアをより自由に発想したりするきっかけになるのではないかと考えました。また、鈴木さんは瀬戸市の出身ですが、地元に作品を常設できていないということで、、彼に弊社に置く彫刻を依頼できないかと相談したのです。

依頼を快く引き受けてくださった鈴木さんは、弊社のオリジナルキャラクターが鳥の「オオハシ」をモチーフにしていることに着目し、作品を制作してくださいました。

●鈴木さんより、作品へのコメント●

オオハシが「アマゾンの宝石」と言われるところから着想しました。

作品作りをするために、オオハシを3時間観察したのですが、一番印象に残ったのは「くちばし」の鮮やかさ。本来、白黒で想像力を掻き立てることを定石とするアートの世界で色を使うことはタブーなのですが、どうしても色を使って表現したいと思いました。

ショッピングサイト「Amazon」の箱にオオハシを乗せたのもポイントです。コロナ禍で、人々の生活により身近になった配送サービス。大橋運輸が運輸会社ということで親和性も感じ、「Amazon」の箱をモチーフとしました。

作品は、本社の入口に置いています。社員からは「オオハシの色使いが可愛い」「会社のキャラクターがオオハシの理由を改めて考えるきっかけになった」など感想がありました。

また、作品を通じて、社員にも新たなコミュニケーションも生まれました。例えば、色を使った彫刻作品は珍しいことから、それに至った気持ちを想像したり、「オオハシ」→「アマゾン」への発想の広がりを面白いと感じたり。作品が生まれた背景を知ることや想像することは、新たなコミュニケーションに繋がりました。

おもしろさのある「ユニーク」な取り組みを

弊社がユニークを意識するようになったのは、健康経営の一環として受動喫煙防止を啓蒙する企画を行ったときの、一人の社員の行動がきっかけです。

働く社員や住民の方々が健康にいられるようにと、受動喫煙防止に取り組むのは良いことでしょう。しかし、一方的な伝え方では、喫煙者の方が攻められているように感じたり、変化に対する抵抗感を大きく受け取ってしまう可能性もあると、考えた社員がいました。

新しい取り組みだからこそ、ポジティブな捉え方をしてもらい、理解につなげたい。伝え方にクスっと笑える「ユニーク」な要素を交えることで、お互いが良い気持ちで企画に取り組めないだろうか。そんな想いをもって、企画に取り組んだのです。

その社員は、喫煙者、非喫煙者がお互いの気持ちを考えられたらとユーモアを交えた記事付きアンケート付きのチラシを作成しました。チラシを読んだ社員からのリアクションはよく、アンケートにも回答した社員が多かったといいます。結果として、当初の目的であった受動喫煙の啓蒙につなげることができました。

また。ドライバーランクの最上位・Aランクドライバーが増えるといった効果もありました。このプロジェクトをきっかけに、喫煙者ドライバーの健康意識が高まり、メンタルの安定や「より安全運転を心がけよう」といった良い変化につながったようです。

ユニーク担当社員が制作したチラシ

この企画をきっかけに「ユニーク担当」の社員も生まれ、私たちはユニークさを意識するようになりました。それぞれの社員が持っている関心に加え、企画の内容が楽しそうであれば、参加する社員も増えるように思います。

企画への参加は、会社の想いに触れたり、普段関わりのない部署メンバーと関わったりする機会でもあります。企画がきっかけで顔見知りになったり、声を掛け合うようになったりと、社内の雰囲気が和やかになりました。関係性がなめらかになることで、業務のコミュニケーションもはかどるようになったことを実感しています。

★「ユニーク」への想いはこちらの記事でも語っています

アート作品を設置したことで生まれたコミュニケーションで、これからどんなアイデアが生まれるのか、私たちも楽しみです。話をする中で、仲間のことを知るシーンがあるのも面白いです。ユニークな活動を通して、今後もさまざまなアイデアをかたちにしていきます。

今後も社長や社員へのインタビューを通して、会社の歴史や各取り組みの詳細について紹介していきます。弊社で働くことに興味を持ってくださった方は、ぜひ採用ページをご覧になってください。

また、ビジョンに共感して下さった方で、公開されている求人にはマッチしないものの「挑戦したいことがある」「自分の経験やスキルを活かせるか確認したい」という方向けに、オープンポジションも用意しました。

オンラインでのカジュアル面談を想定しておりますので、ご関心のある方は下記のページからぜひご応募いただけたらと思います!

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