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日本人と欧米人の骨格は絶対違う!。。。と思う。

日本人と欧米人の骨格は絶対違う!。。。って思う。
じゃぁ、どう違うのか。。。と問われても、色々調べているけれど、
言い切れない。。。
学術的・医学的な論文など調べきれていない。
でも誰もが、街で見かける海外の方と自分の身体の違いを感じたことはあると思うし、俳優さんでもアイドル・スターでも、アスリートでも。。。
やはり民族的違いによる骨格差・体格の違いって絶対ある。

数年前に、はっと気がついたこと。
ピラティスやボディーワーク、バレエやダンスの解剖学や医科学的な書籍や論文、自分がずっと読んできたもの、吸い込んできたものは、
ほとんどが海外で書かれたもの。
「こういう姿勢がよく見られる。。。」「こういう傾向がある。。。」と書かれているものも、
よく考えれば、その筆者が書いているものだから、その民族の身体や姿勢や行動でよく見られるもの。。。
そして、コースやワークショップのみならず、DVDや動画配信でも、
先生は海外の先生が指導しているものを、一字一句逃すまい!と、聞いてきたし、すべてが「正解」で、それが「常識」で、それが「鉄則・ルール」って思ってきた。

でも。。。。その「ルール」を基に日本でteachingしていると、ぶち当たる壁がたくさんあった。

Neutral Spine も、Neutral Pelvis も、Lateral Breathing も。。。
超基本が、なんとも、うまく伝わらないし、しっくりこない。。。

自分は比較的欧米人的な丸い骨格で、
日本の女の子の華奢な骨格にずっとずっと憧れてきた。
(「横から身体を見たときー二の腕と同じ厚みになる」 のが10代・20代の頃の憧れだった。。。)
だから留学中も、帰国後も海外の先生のワークショップを受けても、本を読んでも、動画を見ても、すんなり受け入れていたし、見様見真似・キューイングやテキストをそのまま自分の身体で体現してみても、あまり気になっていなかった。
でも、骨格的に自分とは全く異なるクライアントさん方に「教科書どおりのNeutral Spine/Pelvis 」をTeaching していると、なんか違う。。。

なんとかして学術的な資料が欲しいけれど、
民族的な骨格の違いで、仙骨の傾斜角度がかなり異なると。。。
でも、確かにリオのカーニバル方々のヒップを見たら、筋肉の違いだけじゃなくて、その下の骨格の違いだよね?!って思う。
仙骨の傾斜角度が違ったら、寛骨の形やうねり方が相当違わない限り、
Neutral Pelvis / Spineのときの指標って変わるよね???!!!
「ASISに手のかかと部分を置いて、中指を恥骨に伸ばし、三角形が床と水平」
「ウエストの後ろに、手の指部分が入るくらいの隙間」
こんなキューイングって、基本的な骨格や、骨盤周辺・背中真ん中を中心に背面全体の筋緊張具合で、だいぶ変わる。
きっと、頭が丸いか・絶壁かによっても違うと思う。。。背中が分厚い人も違うし。。。

そんなひとつのものさしで測れるものでもないし、
クッキー型に入れておしまいのものでもない。

今日買った本(ダンスの解剖学本)、基は英語の本の翻訳版。
その中でダンサーの立位姿勢で、腰部分が反り腰になりやすい。。。という部分があった。
確かに、自分自身はこの典型的パターンで、ドナルドダック状態だった。。。だから、こういう文面を「そうだよね!」って思って来たけれど、
実際、自分のこれまでのteachingの経験の中で、正直少ない気がしてならない。
むしろ、逆の骨盤後傾位のほうが断然多い。。。と思う。

Teaching, トレーニングをしていく上で、
骨盤前傾パターンと後傾パターンでは、その傾向と対策もまったく異なる。

どうしても、習ってきたこと、本・教科書・論文に書かれてること、偉大な先生方の教えは、絶対!絶対!正しい!!って思ってしまうけれど、
でも、しっかりと学んできたことを基に考えて、目の前で起きていることをちゃんと受け止めないて、対応していかないといけないと!ってすごく思う。

大好きな☆☆☆シェフのドラマで、
フランスで☆☆取ったのに、日本でウケないのは、なんでだ?!
ヨーロッパのハーブや食材や味付けではなくて、日本人には日本人にあったー日本ならではの味付けやアレンジがある。。。ってたどり着く。。。
これを見ていて、身体もそうだなぁ。。。ってものすごく思った。

日本人には、日本人にあった/基づいた、傾向と対策が必要だと。

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