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”混ぜ屋”が絶賛する豚肉

牛や豚、鶏などの畜産において、
エサに混ぜるサプリメントのようなものを混ぜる、
”混ぜ屋”

仕事柄、畜産に関する様々な場所に出入りすることになる。

・エサ屋さん
・畜産農場
・動物薬卸
・原料メーカー
・商社
などなど

本当に様々な場所、いろんな人と話をすることができる。
いろんなことを知ることができる。

それが”混ぜ屋”の魅力じゃないかと感じている。
(その分、勉強する量が多いのだが)


いろんなかかわりを持つ混ぜ屋は、
職業柄、畜産物を食べることが多い。

どんなエサを作ったらどんな食感、味、臭いなどなど、
食べてみることが体感としてわかりやすい。

いろんなところを食べまくった、混ぜ屋が絶賛する豚肉は、
《埼玉種畜牧場・サイボク》のスーパーゴールデンポーク

実は私も、まだ食べたことないのだが、
先輩の中では一押しだ。


そもそもなんでそんなに一押しなのか、
食べていないなりに考えてみると、
どんな三元豚にしているのかが違うのだ。

通常、LWDやWLDなどの豚肉が、三元豚として出回っている。
これは、生産性とおいしさを求めた割合らしい。


スーパーゴールデンポークは違ったアプローチで、
三元豚を作っている。


そのアプローチとは、WBDという三元豚だ。

https://www.saiboku.jp/f/contents/003
(詳しくは、上記のURLから参照いただきたい)

大ヨークシャー(W)が、
足腰が強く、おとなしい性質で、子育てがうまい。
お肉はジューシーで、きめが細かい。
この種類を母親として、

バークシャー(B)が、
肉質は、筋繊維が細かく柔らかい。
脂肪の質も優れている。
という、肉質がうまい種類を父親に、

この間の子供(WB)を母親として、

デュロック(D)という、
大きなロースと光沢のあるピンクの肉色。
いわゆる「サシ」の入ったお肉になる豚を父親にする。

そうして生まれてくるのが、サイボクのスーパーゴールデンポークになるのだ。


混ぜ屋というか、生産を行う側から見て、
生産量という点では、明らかに度外視をしているとしか思えない組み合わせだ。

だからこそ、うまい

そういうことなのだろう。


直売所

取り扱い店舗や直営店

オンラインショップ

など、購入する方法はあるが、
生産性を度外視していることから、
ある程度量は限られてくるだろう。

その上、ちょっとどころではなく、高い。


いつか食べてみたい。
そんな豚肉のご紹介でした。

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