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インナーチャイルドを癒す時に「見落としがちなポイント」6つの解説

こんにちはAkaneです。
今日は「インナーチャイルドを癒す時に見落としがちなポイント」の解説。

・インナーチャイルドを自分で癒してみたけどなんだかスッキリしない。
・何度も何度も同じことを思い出して感情を味わっていて、終わりが見えない。

これらはよくいただくご相談の1つです。

インナーチャイルドを癒しているはずなのに、なぜかスッキリしない。
それには必ず理由があります。
今回はそれらを1つずつ解説します。


【インナーチャイルド見落としがちポイント6つ】
①「感情」を見落としている
②「本当の願望」を見落としている
③「本音の言語化」を見落としている
④「お父さんが悪者、お母さんはかわいそう」の落とし穴
⑤自分への「ごめんね」を忘れている
⑥「本当にやりたいこと」をやっていく


①「感情」を見落としている

インナーチャイルドを癒す時には「書き出す」作業が不可欠です。
まずは「自分が感じていた感情」をとにかく書き出します。
で、「あれが悲しかった」「これが悲しかった」と書き出したし、涙も出てきて自分の悲しみに寄り添ったのに、なぜかスッキリしない。

そんな時は「別の感情」を見落としている可能性が高いです。
例えば「悲しかった」の他に「ムカつく!」という怒りの感情があるとか。
逆に「ムカつく」の他に「悲しい、寂しい、怖い」などの感情があるとか。

よくあるのは「悲しみ」のフォーカスが得意な人は「怒り」にフォーカスするのが苦手。
逆に「怒り」にフォーカスするのが得意な人は「悲しみ」にフォーカスするのが苦手。
というパターンです。

「私は悲しい」は言えるけど「ムカつく!ふざけんな!」は言えない。
「ムカつく!ふざけんな!」は言えるけど「私は悲しい」は言えない。

もしこれらに心当たりがあるなら、自分が「出すのが苦手な感情」を書き出してみましょう。
特に私のセッションでは「怒り」を出し忘れている人が結構多いです。
「ムカつく!ふざけんな!」みたいな感じで最もシンプルでストレートな言葉にすることで劇的にスッキリするパターンは多いです。
また、何がムカつくのか、何がふざけんななのか「主語」もプラスで書いてあげるとなお「自分が本当に感じていた感情」にフォーカスされて癒されます。

悲しみなどの場合は「〇〇で悲しかった、〇〇で寂しかった、〇〇が怖かった」このあたりをストレートに言語化してあげると「自分が本当に感じていた感情」にフォーカスされて癒されます。

インナーチャイルドを癒す上でまず第一に大切なのは「自分が感じていた感情」を言葉にすること。
嫌だ(不快)、悲しい、寂しい、不安、怖い、ムカつく、この辺りは「抑圧しがちな感情」なので、どんどん言語化してあげるといいです。

感情を書き出す上で大事なのは「自分の心がスッキリすること」なので、自由に、スッキリするような書き方をしてください。
例えば「ムカつく」でスッキリしないなら「ムカつく!!!!!ふざけんな!!!!!!」と書いてみるなどなど。



②「本当の願望」を見落としている

インナーチャイルドを癒す上で絶対に外せない「願望を書き出す」という作業。
「自分の本当の願望」というのは結構奥深いもので、そこにフォーカスしてこなかった人にとっては見つけ出すのも一苦労だったりします。なぜならそこに脳のシナプスが繋がっていないからです。

例えば
「親が行きたい学校に行かせてくれなかったのが悲しかった」
→では願望は?「行きたい学校に行かせてもらいたかった」

もちろんこれも本当の願望の1つです。
でも、他にも見落とされがちな願望があります。
例えば

「親に自分の夢を応援してほしかった」
「親が自分の味方でいて欲しかった」
「親に自分の希望を肯定してほしかった」

この辺りだったりします。

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