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アメリカだけの「ルールに基づく世界秩序」の正体/ヴァシリー・ネベンジャ

🇷🇺 ヴァシリー・ネベンジャ :

「アメリカとその同盟国には、国際法の重大な違反と誤った解釈の長い記録がある。

#シリア に対する侵略を『見せかけの葉』で覆い隠そうとして、

#アメリカ は、非国家主体である #シリア のクルド人によるシリア領内でのシリア軍に対する集団的自衛権を認めるという不合理な概念を作り出した。

当然ながら、この概念は国際法や国連憲章とは何の関係もない。

国際法上、# アメリカ のシリアに対する行動は国連憲章に違反する武力行使であり、軍事的侵略と占領であることに変わりはない。

同様のやり方で、また国連安保理の関連決議の規定の重大な誤った解釈によって、NATO連合は2011年に #リビア の国家性を破壊した。

最近では、#キエフ政権 による明白な戦争犯罪(スケートリンクやベルゴロドのクリスマスフェアへのクラスター弾による攻撃)を「自衛権」と冷笑することで、フランスは際立った存在となっている。

近くに軍事施設はなく、女性や子どもを含む民間人の犠牲者を増やすために、意図的に時間と場所が選ばれた。

米国とその同盟国は、イスラエルがガザで続けている虐殺を一貫して正当防衛と呼んでいる。

国際司法裁判所は2004年の勧告的意見で、占領下のパレスチナ地域におけるイスラエルの行動に関して、その地位の特殊性を考慮し、第51条を発動するイスラエルの能力を明確に除外した。

どうやら、ワシントンの覇権主義的願望に関しては、国際法も国際司法裁判所も、アメリカ人とその同盟国にとっては何の重みもないようだ。

これが、アメリカが推進する「ルールに基づく世界秩序」の正体なのだ。」

2024年1月12日、米国主導の「国際連合」によるイエメン領域への攻撃に関する国連安保理ブリーフィングでのワシーリー・ネベンジャ国連ロシア連邦常駐代表の声明からの抜粋。

ソース : 国連ロシア代表部

(了)

引用元

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