iOSアプリエンジニア、日々の業務
iOSアプリエンジニアとして働く上で、現状をまとめていつでも振り返れるようにしようと思ったのでこの記事を書きました。
アプリエンジニアってどんなことしてるんだろうとか思ってる人の参考にもなればなと思います。
基本業務
アプリ開発でエンジニアが行う基本プロセスは以下のイメージです。
企画さんが進めたい施策に対して、既存のアプリの実装から仕様を実現できそうかを調査するところから始めます。
調査をもとに機能や画面の仕様が定まり、定まった仕様をどう実装していくかを考えるために設計します。
設計が終わればここでようやく実装をします。
いわゆるコーディングですね。
実装が終わったら、作った機能や画面が仕様通りで問題がなく動作するかをテストします。
無事テストが終われば、iOSアプリの場合はApp Storeに申請を出し、それが通れば無事リリース🎉という流れです。
この流れを約2週間に1回のペースで行い、アップデートを重ねていきます。
世間的なイメージとのギャップかもしれない部分
一般的に、
プログラマーなんだしやっぱ実装に一番時間費やしてるんじゃないか
と思われがちですがそんなことはありません。
調査や設計でコードを眺めることはありますが、調査資料や設計資料、テスト実施に向けたテスト仕様書を作ったりと、調べたり検討しながらドキュメントを作る時間の方が多いです。
また、調査や実装中に定まった仕様では難しいかもしれないと気づいたりしたことがあったら企画さんやデザイナーさんに共有してどういう形で落とし込むかを議論することもあります。
結局どの社会人でもやるような
・ドキュメント作成
・MTG / 相談
が基本だったりします。
ただ作るだけじゃない
基本的には企画さんから仕様書が降りてきてそれをもとに開発を進めていくわけですが、ロボットのように言われたものを作るだけ〜というわけではないです。
仕様書の部分でもっとこうした方が良いんじゃないか?とかがあればそれに対して発言し、仕様変更も一緒に検討したりします。
もちろん仕様書だけじゃなく、デザイナーさんから降りてきたアプリのデザイン指示に対しても同様なことがあります。
大切なのは、企画・デザイナー・エンジニアがワンチームとなってサービスを良くしようという当事者意識を持って関わることです。
そうすれば、
1. サービスは自然と作り手がこだわり抜いた高品質なものになる
2. 高評価をもらえるような良いアプリとしてユーザにみてもらえる
3. 成果が出てチームとしてのモチベが上がる
4. サービスを改良していく
と言った良いスパイラルに乗っていくことができます。
チームとしても嬉しいし、エンジニアだけの観点で見ても、自分の作ったサービスに反響があると働きがいに繋がります。
今の会社ではそんなチームで働けています。
すごく楽しいし、すごく幸せなんだと思う。
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最初に関わってリリースした試作ではボタンのUIを変えただけで、間違い探しかよってくらいのものだった。
それでも気づいてくれる人がいたのは、自分のやったことが報われた気がしたし、もっと大きな施策に関わって、より大きな影響を与えて貢献していきたいと思えた。
このやりがいを、忘れないよう働いていきたい。
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