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【保存版】知っておきたいスタートアップの5つのポイント!スタートアップに関する最新の情報を5つに絞ってご紹介します!

こんにちは!PreVenture編集です!

今回は「知っておきたいスタートアップ5のポイント」をテーマに、最新のスタートアップのポイントについてご紹介します。

スタートアップを取り巻く環境は大きく変化しています。昨今の世界情勢や景気の低迷により、一時的に厳しい状況にあるスタートアップですが、それ以前の状況と比べると、スタートアップにとって有利な環境に変化しています。

スタートアップについて知りたい、転職を検討しているといった方は是非参考にしてみてください!

①分野/業界が増えた

これまでは、スタートアップの分野が限られていました。初期は、GoogleなどのクラウドサービスやAmazonなどのインターネットサービスが普及しました。国内では、インターネット領域で人事・労務などのバックオフィス向けのクラウドサービスや、HR領域でのクラウドサービスなどのIT、ソフトウェアがこれまでのスタートアップエコシステムを牽引してきました。

しかし、ここ数年スタートアップエコシステムの様子が変化し、スタートアップが活躍する領域が増えています。とくに、金融業界医療業界は成長分野として注目されています。背景には、人手不足DXの必要性が上げられます。少子高齢化や人口減少の影響を受け、多くの業界で人手不足が起こっています。さらに、コロナウイルスのパンデミックの影響を受け、可能な限りの業務の自動化・効率化が求められています。

不動産業界医療業界で、紙ベースで管理していた情報をクラウドで一元管理するためのサービスが普及しています。また、医療業界では他にも、受付業務の自動化や、オンラインでの問診、患者情報を安全にシェアするサービスなども誕生しています。

また、不動産業界、金融業界、医療業界などで法改正が進み、これまで法律によりデジタル化が禁止されていたことが、デジタル化できるようになった。金融業界では、法改正により多くの金融サービスをスタートアップ企業でも扱えるようになりました。


各分野についての詳しい記事はこちらです!合わせてご覧ください!

【医療分野】

【フィンテック】

【不動産】


②大手企業との協業も増える

二つ目は、大手企業とスタートアップ企業との協業の増加です。

日本の大手企業は自前主義

日本の大手企業は自前主義だと言われています。日本の大手企業は、自社でプロダクトの開発から販売までを全て行います。そのため、外部企業と連携し事業を展開することに対して消極的で大手との連携は難しいとされてきました。

一方で、GAFAに代表されるような大手企業は、積極的にスタートアップをM&Aすることで非連続な成長を実現しています。

企業の規模をスピーディーに拡大するには、M&Aなどを通じてスタートアップと連携しながら事業を展開する必要があります。
実際にここ数年で大手企業とスタートアップ企業との協業が増加しています。背景にはプロダクトサイクルが短くなったことで、自社開発では市場の変化に追いつかないことがあげられます。市場が求めるプロダクトをスピード感を持って開発するために、スタートアップと業務提携を結ぶなどして、事業を拡大する大手企業が増えています。

また、大手企業とスタートアップとの連携が増加している理由に、スタートアップ企業に対する信頼が上がっていることも挙げられます。政府も、スタートアップをイノベーションの担い手と位置付けるなど、日本のビジネスシーンにおいてスタートアップ企業が必要不可欠な存在となっています。

スタートアップにもメリットが

大手企業との連携はスタートアップにとっても自社の信頼となります。さらに大手企業と連携することで財務状況も安定するなど、ファイナンス面でも強力な効果を発揮します。また、オープンイノベーションには大手企業とスタートアップの協業が不可欠とされています。今後は、大手企業とスタートアップの連携がますます大切になってきます。

③CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)の増加

実際に、大手企業のスタートアップとの協業の需要の高まりから、CVCが増加しています。

CVCとは
CVCとはコーポレートベンチャーキャピタルのことです。企業が自社でファンドを形成し、未上場のベンチャー企業を中心に投資を行います。CVCは自社の事業との関連性があり、収益の増加やシナジーが見込める企業にのみ投資を行います。この点で、あらゆる分野に投資を行うベンチャーキャピタルとは異なります。

ここではCVCを実際の数字から見てみましょう。


ForStartups社が6月3日に公表したこちらの記事を参考にしています。


記事によると

投資件数

5年間で118件から361件 301%の成長

M&A件数

2017年度から2021年の過去5年間で68件から213件と増加し、313%成長

資本業務提携

同期間中に84件から343件408%の成長

となっています。

この数字を見ても、大手企業とスタートアップの協業が増加していることが分かります。

④ブランド力が効かない場面も

ここまでご紹介したように、スタートアップ企業を取り巻く環境は大きく変化しています。スタートアップの重要性が増し、多くのお金が集まる環境になっています。一方で、実際に働くとなると、スタートアップならではの苦労もあります。

ブランド力が効かない

スタートアップも最初は無名の企業です。ある程度、認知度のあるスタートアップを除き、多くのスタートアップ、特に設立間もないスタートアップは企業のブランドを活かすことができす、営業活動や資金集めなども全て自力で行う必要があります。スタートアップは実力が試されます。

特に大手企業からスタートアップへ転職した方の中には、ブランド力について前職とのギャップを感じる方もいます。

一方で、そのように無名なスタートアップが2~5年で急成長する可能性があることも特徴の事です。スタートアップでは、大手企業のようなブランド力はありませんが、意思決定の早さや、環境の変化の早さなど、大手企業にはないスピード感があります。

⑤華やかなイメージの一方で。。。

スタートアップという言葉に華やかでかっこいい、イケてるイメージを持たれがちです。しかし、実際には実際の業務は地味なことの繰り返しであることもしばしばです。

しかし、その地味な作業の積み重ねが企業の大きな成長に繋がります。特に少人数のベンチャーでは多岐にわたって多くの業務を求められることもありますが、地味な作業を繰り返すことも必要です。


まとめ

いかがだったでしょうか。今回は「知っておきたいスタートアップ5のポイント」をテーマに、最新のスタートアップのポイントについてご紹介しました。

昨今の世界情勢や景気の低迷により、スタートアップの環境は厳しくなっていますが、一方で大手企業との協業の増加や、投資、M&Aの増加など、スタートアップにとって良くなっている一面もあります。そして、これらは今後ますます増えていくと考えられます。
また、投資やM&Aを繰り返すことで知見が溜まり、よい効果的な協業が今後増えていくことも期待できます。

スタートアップについて知りたい、転職を検討しているといった方は是非参考にしてみてください!


最後に。。。

弊社では、転職前にベンチャー適性がわかる診断サービス「PreVenture」も運営をしています。40問の質問に答えるだけでベンチャー企業への適性診断を無料で受けることができます。ベンチャー/スタートアップ企業で働くことに興味がありましたらぜひ参考にしてみてください!



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