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読書カードを作る@かさこじぞう 国語科単元学習

お久しぶりです。c o uです^ ^

年末からマルチタスクが過ぎて、過ぎて、sugite…。何でこんなに仕事があるんだろうと…。弱気になっていました。

そんなこんなで、 一か月ほどnoteを更新できていませんでした。しかし、久しぶりにnoteを開くと、いつの間にかフォロワーが100名を超えていました!いつも読んでいただき、ありがとうございます^^♪今日も、日本のどなたかの役に立てればと思い、パソコンの前に立っています。

さて、今回は、国語科の単元学習の紹介です。

1 単元計画は?

単元計画は以下の通りです。

教科書を用いた単元としては、最後になります。何故、最後になったのかというと、研究授業があったからです。あるあるですね笑

付ける力は、「物語をぎゅっと短くして、あらすじをまとめる力」にしました。低学年の総まとめではなくて、中学年への橋渡しをしたいと思ったからです。低学年は、登場人物と同化しながらあらゆることを読んでいきます。こども園での読み聞かせは、物語の世界に入る入り口でもありますから、その延長線上に、子供の読みがあります。中学年は、ちょっと俯瞰して読むことが求められます。私=登場人物ではなく、物語としての登場人物です。そのような、ちょいと私を引いた読み方を経験させたかったのです。

読書カードは、そのカードを手の取った人が、思わず『この物語おもしろそう!』『読んでみたい!』という気持ちになるようなカードです(と想定しています笑)。

考えどころは、物語のどこを切り取るのかです。高学年になれば、物語の起承転結を学びます。ですが、低学年では、場面の様子や出来事を読むこと。登場人物の気持ちの変化は、中学年ですからね。教科書には、「はじめとおわりをくらべる」と書いてあります。それも大切ですが、それだけでは「読書カード」には物足りない。可笑しい。そんな感覚を踏まえたうえで、物語のどこをどのように繋げるといいかを物語ごとに思考させたかったわけです。選んだ物語は、3作品。

➊かさこじぞう

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➋きつねのおきゃくさま

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➌スーホの白い馬

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 ➊の「かさこじぞう」は、教科書に載ってることもありますが、昔話や民話の典型的な構造をしていると考えため選ぶことにしました。『かさこじぞうってどんな話?』と尋ねると、ちょっぴり悩んでしまいますよね。

➋の「きつねのおきゃくさま」は、低学年の復習と思い選びました。物語の構造は、「名前を見てちょうだい」と似通っています。はじめとおわりだけを繋げると、「お母さんに赤いぼうしをもらったえっちゃんが、あっこちゃんの家に遊びに行くお話。」になります。「えっ?のはらこんきちは?」「はたなかもうこは?」「大男は?」「えっちゃんは大きくならないの?」こんな思考になるわけです。

➌の「スーホの白い馬」は、「ごんぎつね」や「大造じいさんとガン」の物語の構造と似通っています。「三人称限定視点」というやつです。もちろん、教えませんが、「はじめとおわりをくらべる」だけでは、「えっ?スーホの白い馬って、馬頭琴の話だけ?」「スーホは?」「白い馬は?」という思考になります。

このような物語の構造がまるで違う三作品を比べて読むことで、「かさこじぞうのあらすじは…」「きつねのおきゃくさまのあらすじは…」「スーホの白い馬のあらすじは…」と、それぞれの物語の展開によって、あらすじのまとめ方が違うことに触れながら、短くまとめることの難しさと楽しさに触れさせたいと思いました。

2 で?単元びらきはどうなった?

 次回へ続く。

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