精神科の闇
精神科
皆さんはどのようなイメージがあるだろうか?
男性看護師が比較的多く就業している診療科ではあるが、そこに闇がある。
精神科にはその名の通り精神疾患になり社会生活が出来ない患者が入院している。
入院までの履歴を見ると様々すぎて、うーむと唸ることが多い。
私が経験した病棟では半分が犯罪がらみで、反社がいた。
入浴、食事、排泄、など一人で行動する時や物を使用する時は3人以上の男性看護師が監視をする指示があった。
自傷他害防止のためで、それ以外は保護室でカメラ監視をする日常だった。
半月ほどで環境に馴染み薬剤の効果でコミュニケーションが取れ始めると保護室から離脱する。
そこまでくると他人との障害は減り普通に生活ができる。
看護師はなるべくコミニケションを図り状態とか気分を受け取り医師に報告、完解して1年後には退院に至る。
その際は警察にも連絡を入れる時もあるが稀である。保護室にはカメラがあり収録されている。
職員への被害防止と患者の観察、患者への対応が録画される。一時一部の精神科で看護職が強制的な暴行で問題になったことが多くある。これが闇。
そのための記録であり、家族が閲覧し裁判へと進むことが多い。状況証拠として録画されている。
看護師は理不尽なことをされても暴行はしてはいけない。
何かしらの予測をして対応しなければならない。
平成・令和の精神科だ。
昭和の精神科はまた違う・・・。
※一部ノンフィクション
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