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Nintendo Switch

子育てをする中でゲームとの付き合い方というものに悩んでいる方もいるのではないでしょうか?私もその一人です。
私は、いわゆるゲームを「悪」と考える両親のもとで育ったため、中々ゲーム機を買ってもらうことが出来ませんでした。友達がファミコンやスーパーファミコンをしている姿を見たり、話しをして盛り上がっている姿を見たりして、羨ましく感じていました。友達の家で遊ぶときにゲームを一緒にやらせてもらう機会もありましたが、レベルが違ってしまうので、遠慮して見ていることが多かった記憶があります。もちろんゲームセンターやアーケードゲーム、クレーンゲームなども禁止されていたため、今でもゲームセンターというもの自体に苦手意識があります。
妻もゲームをやらずに育ったとのことで、特別子どもにゲームを買い与えることは考えていなかったのですが、長女が小学校に入学した年がコロナ禍のスタートであり、当初は公園であっても遊びづらいような状況になってしまいました。家の中で出来ることも限界がある中で、長女のサクラから「あつまれどうぶつの森というゲームが欲しい。」という言葉が聞かれるようになってきました。巣ごもり生活が行き詰ってきていたこともあり、妻とも相談した中で「Nintendo Switch」を購入することとしました。
サクラとも話をし、土日祝日など学校が休みの日のみにゲームを行うこと、オンラインプレイはしないことを条件としました(オンラインプレイに関しては、まだ小学校1年生だったサクラは分かっていなかったと思いますが…)。
当時「Nintendo Switch」は品薄状態にあり、いくつかの店を回って、抽選をし、何とかサクラの誕生日前に手に入れることが出来ました。サクラが希望していた「あつまれどうぶつの森」と少しでもモモ(当時保育園年少)が出来るように「マリオパーティー」という2本のソフトを購入しました。

サクラの誕生日にプレゼントするとサクラは大いに喜び、ゲームに興奮していました。初めてゲームを行った翌日には私宛に「どうぶつの森」のキャラクターなどを描いた絵手紙を書いてくれました。それ程サクラにとってゲームは刺激的だったようです。
次女のモモとも「マリオパーティー」で出来そうなミニゲームを一緒に行うなど、家族みんなで楽しむことが出来ました。

その後も学校が休みの日のみに行うルールのもと、ゲームと付き合ってきましたが、年齢を重ねるにつれて、YouTubeにも夢中になり、少しずつゲームや動画を見る時間は増えてきています。特に小学校入学前からゲームに触れてきたモモがゲームのことで感情が不安定になることが増えてきており、親としては少し心配している部分もあります。

子どもがどの程度、どんなゲームを行っているのか確認できるように「みまもりSwitch」のアプリを入れるなどして対応しているところです。しかしゲームに慣れ親しんでこなかった私や妻ではゲーム対応にも限界があると感じています。すでに長女のサクラは、私達以上に「Nintendo Switch」には詳しくなっています。今後、ゲームや動画視聴のルールを子ども達とよく話し合っていかなければなりません。

子どもとのコミュニケーションの手段の一つとしてゲームは有効であると感じる一方で、やはり刺激の強さも気になります。おそらく私自身も幼少期に「Nintendo Switch」があれば、どっぷりハマっていただろうな。と感じます。この魅力的なゲームとの向き合い方を今後も考え続けていかなければなりません。
特に次女のモモについては、少し心配している部分があります。ゲームばかりになってほしくはないというのが、親としての願いではあるのですが…。

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