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高尾歳時記

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東京近郊にありながら自然が残され、悠久の歴史の痕跡とロマンが随所にあふれる、憩いの空間高尾山。その年間登山者数は世界一。世界一には世界一の理由があります。その一年を綴ります。
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記事一覧

高尾歳時記 2024年5月11日

先週5月5日の子供の日は、二十四節気の立夏。暦の上では、夏が始まりました。 本日5月11日、…

悠星 Yusei
14時間前
1

高尾歳時記 2024年4月20日

西山峠のニリンソウの大群落が開花のピークを迎えています。 ニリンソウはその名のとおり、一…

悠星 Yusei
2週間前
25

高尾歳時記 2024年4月11日

西山峠のニリンソウの大群落が咲きそろってきました。 昨年はニリンソウに限らず花の開花のす…

悠星 Yusei
4週間前
23

高尾歳時記 2024年4月7日

先日4月7日木曜日は、二十四節気の清明。二十四節気のなかでは、「啓蟄」と同じぐらい難しいこ…

悠星 Yusei
1か月前
2

高尾歳時記 2024年3月30日

昨日3月29日、東京では桜の開花が発表されました。 NHKの報道によると、今年の東京のサクラの…

悠星 Yusei
1か月前
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高尾歳時記 2024年3月23日

高尾山では、タカオスミレが開花しています。 タカオスミレは、1928年植物学者中井猛之進博士…

悠星 Yusei
1か月前
22

高尾歳時記 2024年3月17日

高尾では、待ちに待ったスミレの開花が始まっています。 本日出会ったのは、アオイスミレ、タチツボスミレ、そしてヒナスミレ。 日本全国では、40種以上のスミレが生息していると言われていますが、高尾山ではそのうち少なくとも18種類の生息が記録されているとのこと(*1)。 スミレは同じ種でも姿形にバリエーションがあることと、交雑しやすい特徴があり、タチツボスミレひとつをとっても数種類の品種があります。ですので、数え方によって種類の数は変わってしまうのですが、上述の18は恐らく品

高尾歳時記 2024年3月9日

高尾に春の到来を告げる代表的な花のひとつ、ハナネコノメが開花しました。 ユキノシタ科ネコ…

悠星 Yusei
2か月前
10

高尾歳時記 2024年3月2日

本日の天気予報によると、日本列島は西高東低の気圧配置となり、真冬に戻ったような天気、すな…

悠星 Yusei
2か月前
5

高尾歳時記 2024年2月28日

2024年2月27日付、読売新聞朝刊「編集手帳」から引きます。原文縦書き。 「鳥の図鑑によると…

悠星 Yusei
2か月前
42

高尾歳時記 2024年2月23日

先日月曜日、2月19日は二十四節気の雨水。寒さが徐々に和らぎ、降る雪も春の雨にかわるころと…

悠星 Yusei
2か月前
7

高尾歳時記 2024年2月7日

先日2月4日は、二十四節気の立春。暦の上では、春を迎えました。 子供のころ、年賀状に「迎…

悠星 Yusei
3か月前
47

高尾歳時記 2024年1月31日

昨日日本列島は高気圧に覆われて全国的に好天となりましたが、本日1月31日は高気圧が次第に東…

悠星 Yusei
3か月前
5

高尾歳時記 2024年1月25日

先週末、1月20日は二十四節気の大寒。冷気が極まって、最も寒くなる時期とされます。 それに呼応するかのように、昨日24日はこの冬一番の寒気が日本に近づいてくる予報がでました。日本海沿岸は広い範囲で大雪。そして、この雪雲は太平洋側の一部、近畿地方や東海地方にも流れ込むとのこと。 昨日夜から本日未明までの天気図を見ると、典型的な西高東低の気圧配置になっています。これに加えて、日本海には空気の流れがぶつかって雲が発達する日本海寒帯気団収束帯(Japan Sea Polar Ai