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#4 人生狂わされた話(田舎のアイドル)

かっこの中()は全部私が勝手に付けて呼んでる男のあだ名です笑

この人(Mくん)は高校の入学式で一目惚れした人で、クラスは違うけど密かに想いを寄せていて。

前に書いたどんぐりくんとお付き合いすることになってからだんだん忘れていて、それが突然、お付き合い真っ只中の中、接触してしまったんですよね。

たまたま同じクラスの友達がMと仲が良く最近LINEをするようになったという話を聞いて、そういえばそんな人もいたなと思い出す程度でそのついでにその友達に一目惚れしてた話をしたんです。

その日の夜、その子から連絡が来て、

「MくんがLINE教えてほしいっていってるけど教えていい?」という内容。

彼氏がいるのに一目惚れしてた相手と連絡先なんて交換していかがなものかと、今の私ならそう思います。なんせ16歳の私は恋に多忙でそんなことを考える頭もなく、いいよと言ってしまいました笑

サッカー部の彼は、ぱっちり大きな目をしていて学年1と言っていいほどかっこいい整った顔をしてました。(顔は丸いんだけど、気にならない!笑)

なにも接点がなくこのまま忘れていくと思った拍子のこと。こんなことあるんだなーとか呑気に思いながら彼からのLINEを待ってました。

連絡はすぐに来ました笑 もう嬉しくて嬉しくて彼氏なんて忘れてしまい、、、

もちろんMはあたしに彼氏がいることは知ってます。

とは言っても、LINEの内容はどんどん過激になっていき、この人私に彼氏がいるって分かっててすごいなと感心していました笑

すると最後に、「20時に自転車置場で待ってる」と。

当時私はある部活で有名な高校に通っており、もちろんその部活目当てでその高校に入ったので練習は朝早くから授業終わって夜遅く22時までというハードな毎日を送っていました。

と言っても部活が終わるのは20時くらいなので、それを配慮してMは自転車置場に私を呼びつけました。「会って喋ったことないけどみんながいるとこだと彼氏いるのに悪いから」という理由で人気のないところで話そうと。

まだ心が純粋な頃の私だったので単純にすごく嬉しくて楽しみにしていました。

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