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一人で池袋のジャズライヴに来ています

今、池袋のジャズライヴに来ています。チーズ味のフライドポテトとグラスの赤ワインを注文しました(見出しの写真)
あと、10分でライヴが始まります。

今朝は大阪の長女からラインがあり、熱が下がらない為、幼稚園も小学校の運動会も欠席したとのこと。
仕方ないね。
また来年、運動会はあるよ。
アヤが無理をして入院とかになったら、婿どのはアメリカで研修中だし、子ども達の面倒を見られなくなるからね。。夫がアヤにレトルトのセットを送ったらしい。ゆっくり休んで早く元気になってね。

福岡の義姉からもラインが。
姪のユキちゃん夫婦も何とか夫婦喧嘩が落ち着いて、家族で小学校の運動会に出かけたらしい。

良かった。良かった。


今日は昼に新しいレオタードでバレエレッスンに行きました。今日から10月だけど、まだ蒸し暑くすぐに汗びっしょりに。

バレエは楽しい。テンポの解りやすい綺麗なクラシックの曲に合わせて40年近くレッスンしてきました。
清らかで安らかな時間です。

ジャズという音楽は未知の領域。若い頃、夫が美人ジャズシンガーの阿川泰子さんが好きで、時々レコードを一緒に聴いていたくらい(懐かしい、、)
しっとりしたお色気のある歌声でした(色気のない私とは無縁?彼はお色気のある女性が好きなはずなのに、何故永遠のお子ちゃまの私を選んだのか謎よね~)

さて、そろそろライヴが始まるのでスマホをoffにしますね。
1日のいろんな事を全て忘れて、ジャズライヴを楽しみましょう!


いま、ジャズライヴの休憩時間。
ひとりワインを飲みながらボンヤリと余韻に浸っています。

いつもながら、H先生のヴァイオリンはガツンと心に響く。生きている音楽っていうのかな、、

私はジャズ初心者だけど、ヴァイオリンとグランド・ピアノとコントラバスとドラムの不思議なリズムの海に飲み込まれて、日頃の様々な喧騒から離れてただ音楽の渦の中にいる。

ブルース・リーじゃないけど、「考えるな。感じろ」の精神よね。

音を身体で感じた後、頭でついいろいろ考えてしまう。

私の好きなクラシック音楽は、ほとんどがバレエ関連なので清らかで美しく、一定のリズムで夢の世界を描きます。

H先生のジャズはリアルなんだなぁ。

踊りだったら、クラシックバレエとコンテンポラリーがあるような感じかな。私はコンテンポラリーはよくわからないけど毎年テレビでローザンヌコンクールを見ながら思う。

クラシックバレエはお姫様や妖精の役柄になりきって仮想の世界を作るけれど、コンテンポラリーは個人の内面をリアルに表すものかもと。

そう考えるとジャズヴァイオリンは、コンテンポラリーに近いのかな。

まず、H先生の笑顔が素敵。
バレエの笑顔は二階の客席に向かって満面の笑顔を振り撒くけど、ヴァイオリニストのH先生は伏し目がちに口角を上げて微笑みながら弾いている。
まるで自分の内面と対話しているみたい。

以前習っていたヴァイオリンの男の先生は、わりと無表情で(わりと直立不動で)旋律を奏でていらしたので、笑顔大好きな私にはH先生の弾きかたは衝撃的でした。
ヴァイオリンてこんなに自由な面もあるんだ!

いつも緊張しまくりの私だけど、いつかはH先生みたいに魅惑的な笑顔で自分の心を見つめながらヴァイオリンを弾けるようになりたい。。

そんなことを考えながら、ピアノとヴァイオリンとコントラバスとドラムの会話するような自由な楽しい音楽に酔いしれ、気がついたらもう夜の10時。

あっという間の楽しい大人の時間でした。ひとりだけど、スマホでnoteを書いていたので寂しくもなかったわ。

ライヴ会場を出て、バス停に行くともうバスはない。夫が描いてくれた地図を見ながら池袋駅のタクシー乗り場まで歩く。

一人でタクシーに乗るのは初めてだったかも。いつも夫や友人にお任せなので、私は運転手さんへの道の説明が下手すぎる(汗)、、運転手さん、すみませんでした。

なんとか自宅についてそのままお風呂へ(バレエの後シャワー浴びたので本日2度目のお風呂)。
あがってリビングでまたワインを飲む。11時だわ。

夫とタルトとモナカが起きてきた。
「楽しかった?」
「うん。すごく。お留守番ありがとね」

一人で夜の池袋のジャズライヴに行って一人でタクシーで帰ってくるなんて、私にしては小さな大冒険。

夫よ、ありがとう。
一人で食べた夕飯のお皿が全部綺麗に洗って並べられていた。
きっと食器棚に入れる場所がわからなかったのね。

明日からまた頑張ろう(明日は○モンの仕事だわ)
そしてまた時々、一人で小さな冒険を楽しもう。

H先生のヴァイオリンの音色とピアノとコントラバスとドラムの楽しいお喋りが耳に残っています。

今夜はぐっすり眠れそう。
モナカ、タルト、お留守番ありがとう。夫にも感謝。

おやすみなさい~





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