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今年の目標。「心静かに。控えめに。だから、お酒は毎日一杯だけ」おみくじの影響かな

大学生の頃から夜のデートはお酒を飲む場所ばかり。

全然お酒が飲めなかった私もいつのまにかお酒が好きになり、結婚してからも毎晩の晩酌は当たり前のことになりました。

結婚して37年、、かな。
だんだんお酒の量が増えて、毎晩たっぷり赤ワインを飲むのが1日の一番の楽しみになってしまいました。

お正月は2日に次女家族が来ました。
夫とTaku君が獺祭の一升瓶を飲んでいたしサヤは授乳中でほとんど飲まないから、私はほぼひとりでふうちゃんの写真が付いたシャンパンを飲んじゃった(汗)

翌日の頭が痛かったこと。

お酒はフワッと心が軽くなり解放感があるから大好きで、1日の最後の一番の楽しみでもあったのだけれど、なんか違うかも、、とふと思ったのです。

お酒は控えめにしよう。
今年は1日一杯だけにしよう。

ふと思うことがこの頃多いな。
いや、昔からそうかもしれない。
ふっと天から降りてくる。

だいたい元旦のおみくじで『心静かに』と占われたあと、夕方能登半島での地震。翌日の航空機事故。

今年は、のほほんと解放感に溢れて愉しくお酒を飲んでいる年とは違うような気がしたのです。

気を引き締めよう。
『心静かに』

私が心静かにするために出来ることといったら毎日を控えめに暮らすことかしかない、、
控えめに静かに暮らそう。

今日1日が楽しければそれで幸せと、友達とバレエを踊り、ピアノやヴァイオリンに親しみ、夜にたっぷりワインを飲んで頭空っぽで眠りについていたけれど、、
今年からはそれはダメな気がする。
いつまでも頭空っぽではダメな気がする。

いろいろなこと心静かに考えて、いろいろな人の気持ちを想像して、自らを律する必要があるような気がする。

まずは毎日ワインはグラス一杯だけね。

今日は久しぶりのバレエで、友達のKちゃんに「お酒を1日一杯にするわ!」と宣言。

「良いことよ。うちの父親もお酒を1日一杯にしているのよ。
昔は酒豪だったけどお医者さんに制限されてね。
毎日、日本酒コップ一杯を大事に大事に飲んでいるわよ。だから今でも90代で健康そのものよ~」

なるほどね。
一杯だと制限があれば、ほんとに味わって大事に飲むわよね。

この頃、私はジュースみたいにワインを飲んでいたわね。ちゃんと味わってなかった気がする。

飲み過ぎで夕飯のあと、毎晩寝落ちしていました。頭空っぽで。

それは解放的で愉しい気分だけれど、心静かではない。心はどこかに飛んでしまってるわ(笑)

心静かに節度のある暮らし。

まるで昔のテレビがない頃の暮らしみたいだけれど、夢に浮かれたような解放感溢れる暮らしはもういいのではないかしら、、とふと思ったのです。

ちょっと昔の日本の暮らし。

アメリカに憧れて日本人がだんだんアメリカナイズされていったけれど、それ以前の日本の暮らしに、今の私はちょっと憧れている。

フランス人の友人ヴァレリーが「小津安二郎の映画が大好き」と言う。
ヴァレリーは源氏物語も好き。

私は小津さんの映画は「東京物語」くらいしか見たことがないけれど、いい時代だなあと思った。

若い頃はアメリカは好きじゃなかったけどヨーロッパ、とくにフランスに憧れていました。

バレエやアンティーク人形、ピアノやヴァイオリン、食器、絵画。。明るく華やかで美しく、フランスは私の憧れの世界でした。
日本は暗くて寂しいイメージだったのね。

「日本が一番好き」というフランス人ヴァレリーの言葉に最初は驚いた。
(ヴァレリーは美術家)

今ようやくわかる。
日本て、もしかしたら一番素敵かも。

日本の素敵さを味わいたいと思ったら、少し控えめに心静かにすると良いかもね。
そういう文化って珍しいのではないかしら。

私は日本の着物も着ることも出来ないし、相変わらずバレエやピアノ、ヴァイオリン三昧の毎日ですが、『今年は心静かに控えめに。お酒は毎日一杯』を目標にしたいと思っています。

夫に宣言したら
「無理無理。そのうちまた飲みに連れていくよ~」だって。

いいえ。
飲みに行っても一杯だけにするわ。
家ではグラス一杯。

なんて会話していたら、突然内ももがつってあまりの痛さに口も聞けなくなりました(泣)

今日は二週間ぶりのバレエでトゥシューズも履いたから内股が悲鳴をあげています。
漢方薬を飲んでやっと落ち着きました。痛すぎる~(汗)

とにかく今年はワインはグラス一杯。

時々ふと頭に降りてくる言葉は何なのかしらね。
その言葉を見落とさないよう、聞き逃さないよう、毎日心静かに暮らしたいと思います。

おみくじの言葉は大きいわね~



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