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【ポエム】美しい文字列と場違いな俺

ふと 君の事を思い出す
懐かしい気持ちになる
ネットで住所特定しようかな
モラルが邪魔して先に進めないよ

会いたくて 会えないよ
だって住所知らねーもん

恋をしてしまったんだ
たぶん画面の前のお前じゃないのは確実なんだけど

明けない夜は存在しない
そんなものが存在したら
生態系が崩壊して
俺たちは絶滅するだろう

今日も季節が巡る
というより、ただ朝がやってきただけだ

俺のためにパスタ作る

S&Bのパスタの素はお手軽だから最高だ

桜舞う季節 この季節には
虫の発生を思うたびに 憂鬱になる

今すぐ君の手を奪って 走り出したい
ホームセンターにいい感じのノコギリ売ってたよな

ふと 君を抱きしめたくなるけど
現在の親密度で実行したらセクハラになるだろう

この思いをすぐに君に届けたいけど
なんか変な事書いてそうだから やっぱまだ推敲するわ

君がもしも1人で泣いていたら
そうなった理由を聞いた上で
もっとも早く解決できる合理的な手法を教えたいけど
たぶん拒否られるから放っておこう

ずっと君の側にいたいけど
プライバシーの問題もあるから
1人の時間は流石にないとまずいね

空を見上げたら ふと涙が溢れたよ
たぶん連日寝不足で目が疲れてるんだと思う

君は天使のようだった
たぶん思い出補正で誇張評価してるだけだろうな
冷静に考えると結構酷い奴だった気はする

花火大会でキミの横顔を見る
それはたぶん俺じゃなくてお前の彼氏なんだろうな
つか花火に興味がねぇ

君に僕の声は届かないよ
物理的に距離があるからね

光の指すほうへ走ろう
ちょうどその方角にコンビニがあるから酒でも買おう

花屋の花を見ると 思いが突然溢れ出したよ
あれ スイセンだよな
なんか毒があるって言うやん
毒の正式名称なんだっけな
ついでに化学式ではどう表すんだろう
そんな思いが止まらないんだ

移りゆく町並みを眺めながら
数週間前から新築住宅の工事始まった所を見るたび
案外、建築って早く進むんだなとか思ったり

急に降り出した雨に打たれる俺を笑えよ
天気予報が雨って言ってたのに 記憶から抜け落ちてたよ
ただの間抜けだ 傘って地味に高いんだよな

いきなりクラクションを鳴らされ 心の扉を叩いた
気づいたんだ 俺 あの車にイラっとした しばくぞボケ

紙飛行機に思いを乗せようとしたけど
不法投棄に抵触する恐れがあるから止めておこう

見えないものを見ようとして
メンタルクリニック勧められそうだから止めとくよ

きっとなにかが変わると思うけど
その変化は微々たるもので俺が気づけないと思う

夢を夢で終わらせないよ
10万円ぐらいの土地が欲しいって夢ぐらい
叶えないと経済力疑われるよ

不器用な俺だけどお前のことを守るよ
スプラトゥーンのガチマッチで味方が2枚落ち
今お前が倒されると相手に大幅カウントリードを許してまずい

空を見上げると満点の星空
困ったことにあれが何の星座か思い出せない

翼を広げて飛び立とう
ああ 思い出した 俺は霊長類や

明日を信じて生きろ
明日地球が滅亡する確率は間違いなく0%だ

きっと僕たちは同じ空の下で繋がってる
僕たちの脳みそじゃおそらく宇宙飛行士にはなれんだろうしな
空がどこまでの範囲と定義するかにもよるんだけど

君の前では素直になれるんだ
たぶんお前なら変なこと言っても人に言いふらさないだろう

瞳を閉じようと思ったけど
瞳は閉じられないな 閉じるのは瞼だ

眠れない夜に苛まされる
純粋に眠くないんよな

暗闇を切り裂く光
暗い部屋でスマホいじるのは目に悪いんだ

眠れない夜を超えよう
徹夜でゲームすりゃ朝になるだろう

きっと100年後には世界は変わり
俺はたぶん死んでるだろう

俺に到底意味のない
美しい文字列が今日も流れる

あいつらの世界の端っこでストゼロを飲もう

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