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老後に備えて今から始めるiDeco・個人年金

こんにちは!プリンセススクゥエアーの笠原です。

老後の自分達の生活が想像できないというLGBTsのみなさんも少なくないのではないでしょうか。「自分達の代になった時に年金制度がどうなっているかわからないし、ずっと働ける気もしない」……そんな不安をお持ちの方が自分でできる手段として「iDeco」や「個人年金」があります。


個人年金とは

そもそものところの、「老後資金」と「年金」についてざっくり解説してみたいと思います。

老後、定年退職などで働かなくなった場合に、どんなふうに生活費をやりくりしていくかというと、「年金」と「貯金」から生活費を捻出していくことになります。「年金」はその人がきちんと年金を支払っていたか、どんな会社でどう働いてきたか、によって変わってくるのですが、平均して、「国民年金」と会社員や公務員として働いてきた人がもらえる「厚生年金」をあわせても月額20万円ももらえないという場合が多いようです。

参照:

また、今後少子高齢化により老後世代を支える若者が減ることから、年金の支給額が減っていく可能性も考えられます。単に毎月の生活費でお金がかかるだけではなく、病気などで一気にお金が必要になることもあります。

そのため、「個人で貯金をする・資産をつくる」ことが大事になってきます。「個人年金」はその手段の一つで、貯金感覚で毎年保険会社などにお金を預けておくことで、老後に一定の金額がもらえるようになります。


個人年金とiDeco

個人年金は保険会社が商品として販売しているものが一般的で、毎月(もしくは年払いなどで)保険会社にお金を振り込み、65歳、70歳など一定の時期になったら毎月お金が支給される仕組みです。単に貯金のように「お金を預けている」わけではなく、「保険会社にお金を預けて代わりに運用をしてもらうことで、将来的にお金を受け取れる」という仕組みです。

最近よく名前を聞くようになったiDecoは「自分保険」という位置付け。保険会社にお金を預けるのではなく、自分自身で銀行や証券会社に年金用の口座を開いて、月5000円以上のお金を掛け金として掛けていきます

iDecoの特徴としては、自分で、世界や日本の株式を集めた投資信託や、保険商品を選んで掛け金を掛けていく必要があります。保険会社の個人年金のように「中身を考えなくて良い」サービスとは異なり、少し自分で勉強をしていく必要はありそうです。また、60歳になるまで解約してお金を受け取るということもできません。(保険会社の場合は、戻ってくるお金が支払ったお金より少なくなる可能性はありますが、途中解約ができます)
そのかわり、「運用で得られた利益に税金がかからない」「毎年の拠出金(掛け金)が所得から控除され、所得税や住民税を少なくできる」という税制面のメリットがあります。つまり、会社員の方は、年末調整でiDecoに掛けたお金を申告すると、お金が少し戻ってきますし、投資信託などを買ってお金が増えた場合にそのお金が全額受け取れます。


どちらを選ぶのがよいのか

将来が不安ではあるけれど貯金が苦手、投資もハードルが高い、という方は、保険会社の個人年金がおすすめです。毎月自動的にお金が引き落とされ、貯金感覚で老後資金を準備することができますし、難しいことを考えなくても保険会社が勝手に自分のお金を運用してくれるからです。

一方、少しでもお得な方を選びたい、お金のことを勉強したいという方にはiDecoをおすすめします。所得税の節税効果は年収によって異なりますが、毎年数万円でも税金として支払っていたお金が手元に戻ってくると思うと、ちょっと嬉しいですよね。しかも、投資信託などに掛け金を払うことで、銀行に預けているよりも少しお金が増える可能性もあるのですから、老後の不安をより払拭しやすいのではないでしょうか。


iDecoやNISAを取り入れることのメリット

前回ご紹介したNISAや今回ご紹介したiDecoを取り入れてみることは、単純に「老後資金が増やせる」というだけではないメリットがあります。

それは、「お金の知識や世の中の動きへのアンテナが高くなり、自分の理想とする生活に向けた備えができるようになる」ということだと思うのです。

私自身、家を買ったり投資信託をスタートしたりすることで、より具体的に「老後毎月いくらくらい使いたいし、病気になった時などにお金がネックで十分な治療ができないのはいやだから、こんなふうに資産を作っていこう」と思えるようになったり、未知の世界だった日本企業や海外企業の株価、国の財政状況などにも関心が向くようになりました。

その結果、「なんとなく不安」な状況から脱して、「次のアクションについて悩む」というふうに悩みの中身が変わってきたように思います。

今まさに将来が不安な方は、「まずは行動してみて、無理のない範囲で知識を高めていく」ということ、ぜひやってみてください!

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