Bonjour! プリちゃん(@priusshota)です。

「仕事がお休みの時は何をしていることが多いですか？」

TOP3の一つにランクインするのは、私にとっては間違いなく

「個展や展示会へ足を運ぶこと」。

普段から誰かの個展や展示会に一人で足を運ぶことがとっても多いです。

先日も、カメラマンである、やのくん(@takumiYANO_)と一緒に個展巡りを数カ所見て回って、それはとっても有意義で学びのある一日でした。

改めて色々感じたことがあったので、少しつらつらと書きますね。

個展や展示会に、よく足を運ぶ理由。

理由を挙げるとすれば沢山あるのですが、

1. デジタル画面上では決して味わえない、想いが込められた空間全体を楽しむことができること。

2. 作者ご本人からお話をお伺いできること等、人との出会いや交流があること。

3.「もし私も個展をしたとしたら？」という視点で、数多く学ぶことができること。

この3つが私にとっては一番大きいですね。

1. デジタル画面上では決して味わえない、想いが込められた空間全体を楽しむことができること。

本当にこれです。その個展や展示会が"どんな模様だったのか？"ということは、確かにSNSのタイムラインで流れてくる報告でいくらでも知ることができます。

だけど、、、

その展示会場の奥行きを活かした展示レイアウトだったり、展示作品自体の光や影、色のグラデーション具合、質感や暖かさ、額装されている額縁の色合い。。。

といった細かいディティールは直接見に行かないと知ることが難しいです。

あとは空間全体を彩っていくために、作品のテーマにマッチしたBGMや、一緒に飾ってあるお花の香り、といった五感を刺激するものも、実際にその場所へ足を運ばないと体験できないからです。

2. 作者ご本人からお話をお伺いできること等、人との出会いや交流があること。

ギャラリーに作者が在廊されていること。これは当たり前のようで、当たり前ではないのかなと私は思います。

なぜなら、他の仕事や活動も同時並行されているという、大変お忙しい中で展示されているからです。それゆえに、"足を運んだけれども作者は在廊されていなかった"こともよくありますよね。

だから、作者が会場にいることは本当に貴重なこと。

昨日、写真家の横田裕市(@yokoichi777)さんの個展では、運良く在廊されていたので、美しい作品の舞台裏にあった数々のドラマを、直接ご本人からお伺いすることができました。

制作背景、開催に至ったまでの想いなどを実際に聞くことで、より展示を違った視点で楽しめるだけでなく、自身の新しい考え方や価値観の変化につながったりするのかなと、私は思うのです。

3.「もし私も個展をしたとしたら？」という視点で、数多く学ぶことができること。

「個展をいつか開いてみたい。。！」と望むクリエイターやアーティストにとっては、個展や展示会へ足を運ぶだけで、"学びの宝庫"に訪れたようなもの。

例えば、、

・作品をどういった形でレイアウトしているのか。どんな大きさで？

・どんな空間で、どんな壁で、額縁の色は何色を使われているのか。

・作品と一緒に空間演出をしているのは何か？(インスタレーション、空間で流している音楽、インテリアや小物、などなど。)

・作者が訪れたお客様に対しての振る舞い方。

・他のマテリアルはどのようにデザインされているのか。(フライヤー、名刺、ポストカード、梱包する箱や持ち帰り用の紙袋など。)

etc...

完成された空間には、辿り着くまでに幾つもの課題をクリアしてデザインされているので、楽しみつつも勉強になることが毎回多いのです。。。！！

私の場合は特に、「各地で個展を開催して多くの方々に癒しの空間をお届けしていくこと。」という目標があるからこそ、

"数多く足を運んで勉強して吸収、そして、アイデアをブラッシュアップし続けていくことが大切！"

と、自分に言い聞かせながら実践しています。

まとめ

以上が、私にとっての「個展や展示会へ足を運ぶことで見えてくるもの」でした。

理由としてお伝えした３点はとても大きいのですが、

やっぱり、"命を使うほど全力を注いでいる活動に対しての催し物へ、足を運んでくださることは、作者としてはとってもとっても嬉しいこと"と私は強く思うのです。

それは私自身も個展を開催した時に、身を持って感じたことでありました。

だから、これからもできる限り足を運んでいきたいですね。

プリちゃん