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自分の月の状態(衣食住・感情など)の実際と星座を照らし合わせてみたならば…

初めましての方、そしていつもご覧下さってる方、sanaのnoteに足を運んで下さり、ありがとうございます。皆さんが縁あるいつかの星に繋がる時のために、sanaの現場からの何かをころんとお届け出来たら、と思っています。

前の記事で以下のようにお話しさせていただきました。
「占星術では12の星座の特徴が並んでいて、自分の生まれた出生年月日とわかれば出生時間、出生地というデータから計算をして「あなたの月星座」というものが出ます。12星座の中のどれかの星座に自分の「月」があるわけです。これは自分が生まれた時、その瞬間の空に配置されていた星々の配置があってそれが自分の「出生図」です。流れゆく時間の中で、自分が生まれたその一瞬を切り取った時の図である「出生図」の中には10個の天体が散りばめられています。
この出生図は、地球人としてこの星をどういうパーソナリティで生きていこうとしているのか、どのような活動の可能性を持っているのかなどが書かれている宝の地図であり、ひとつの丸い円の中に10個の天体が描かれている配置図は、自分という存在を表わしているまるで曼荼羅のようなものでもあります。」

ということで今回はこの続きの記事になります。

占星術でいうところの12の種類の星座(サイン)というのは、皆さんがよく見ているのは雑誌にある今月の運性的な記事の中でだと思います。牡羊座のあなた、牡牛座のあなた、っていうやつですね。これは生まれた時期である○月○日~○月○日という期間別に区分けしているものです。だから何年に生まれていてもまぁ同じ星座になるということになります。(星座の期間の境目の生まれの方以外) そしてここでいうところのあなたの星座というのは10天体あるうちの「太陽」のことを表わしています。ゆえに「太陽星座」という言い方をします。雑誌などでの占いは根本的には違っているので(ここでは説明しませんが)その人の性格を当てるものでも無いし未来をあてるものでもありません。「太陽星座」というのは本来、自らの意思で作っていくといいその人の未来の可能性の方向を表わしているものです。

前回と今回の記事では「太陽」とは違ってそれぞれの「月」を見ていこうとしています。「月」ってどんな違いがあるのでしょうか?

前回の記事では、自分のことを思い返していくつかの問いに答えるという形式で、自分の「月」に関係しているであろうことを調査して書き出していただきました。これからやってみようと思われる方はこちらからどうぞ。


自分の「月」により詳しくなっていこうとする行動は重要なことのひとつだと思われます。「月」をただ無自覚なまま走らせ続けていることが多いのが近代の私たちの日常生活なのだろうと思います。
しかし、この無自覚な「月」について、より自覚していこうとすることで、私たちは自分のことをより知ることになるでしょう。時にイヤな思いをすることもあるかもしれませんし、傷やトラウマを意識せざるをえない場合もあるかもしれません。それは新たな解放へのきっかけであると、そう考えますが、それが自分にとってはまだ危険だ、と感じてしまう場合には先に進んでいかないことをおすすめします。無理したって頑張りすぎたって、私たちにとってはプラスにはなりにくいからです。進もう、そう思えるときが一歩進んでいくタイミングです。

さて、すでに書き出していた方は、その記録を用意してください。

それでは簡単にですが、状態から星座を見るという順でお届けしましょう。

雑誌などにある通常のものは星座の後に、その星座の特徴が書かれているものを見ることが多いと思います。
例えば、牡羊座の方 ⇒ 牡羊座の方は…… という表記になるでしょう。
今回はその逆です。

下にある各項目を読んでみて、自分に近しいと思えるもの(A~L)をいくつでも選んでみましょう。自分のどういう行動部分がそれだと思えるでしょうか。
これもこの先にあるいろいろな天体発見への準備になります。どなたもひとりずつ10個の天体を持っています(出生図)ので、書き出していた記録と照らし合わせてみて、今回以下から選んだものとが違っていたとしても大きくは心配しないでください。
「月」以外の天体がその星座(サイン)だったりするかもしれないからです。

今回、あくまでも出生図(ホロスコープ)を出さないまま、個人的な記憶や感覚を頼りに自分の持っている10個の天体を探ってみるという方法を取っています。占星術にあんまり興味の無い方も今回少しだけ縁してみるということが可能です。他者から知らされた単なる情報ではなく、自分の記憶や実感からゆっくりと捉えてみるということを重視しています。
出生図が手元にあっても無くても、ネットで出しても出さなくても、まずはいいじゃないか、自分で自分のことをこういうやり方で振り返ってみるのもありですよ、ということをお伝えしています。
では早速。

A:とにかく新しいことをしたい。野外が好き。お腹が空くと怒る。新しいもの好き。大勢より一人でいる方が好き。身体を忘れてよくぶつかる。
     
B:言葉数少ない。繰り返すことで血と肉になり覚える。ゆっくり時間をかけて取り組む。身体性や五感に特徴。食べ物、食材へのこだわり。伝統。

C:多動性。広げて散らかす。興味が次々移る。飽き性。情報過多。競い合い。子供っぽさ。バラエティに富んだ知識や技能。散歩、小旅行好き。

D:人なつっこさ。仲間に優しくそれ以外には極端に冷たい面も。共感力強い。感情が揺れやすく涙しやすい。動物との縁、保護育成。情緒豊か。

E:遊ぶ、楽しむことが重要。他者への関心より自分。自分を押し出す。創造的欲求。縛りを嫌う。演劇、芸能。吸収より放出。読むより体験重視。

F:整理整頓好き。細かい作業好き。ツッコミ上手で時に批判的。排他的な部分。潔癖。受動的。実務に秀でる。アバウトになれない。几帳面。

G:誰とでも上手に付き合える。洗練された印象。様々な方面でバランスの良さ発揮。深く長くより浅く広く転々、流動的。聞き上手。甘え上手。

H:多くよりたった一人の人を求む。くっつきたがり、寂しがり。静かな密室や地下が好き。粘り強さ、集中力あり。深入り。様々ため込む系。

I :海外に惹かれる。思想哲学好き。集団スポーツ系。考えの違いにこだわらない。お気楽、アバウトとも。生まれたところからより遠くへ。単純さ。

J :個人感情より仕事優先。立場、肩書きで判断傾向。社会性重要視。仕事好き。社会的大人的。個人感情は抑圧傾向。固い印象。ルール意識。

K:集団の中での公平な姿勢。未来志向。生活感の薄さ。旧来に対しては反抗的。空気感、気配を読む。感情的にならない。クールな人的な印象。

L:ふんわり。曖昧さ。優しすぎて同情的。ゆえに時にトラブル招き。次々同調しやすいからこそ他者や環境に左右され一定しない。決断力弱い。


それぞれは以下の星座(サイン)のおおまかな特徴なのです。
あなたの記録と上記とは重なっているところがあったでしょうか?
12種類のそれぞれの違いとして見てみましょう。


A:牡羊座 B:牡牛座 C:双子座
D:蟹座  E:獅子座 F:乙女座
G:天秤座 H:蠍座  I :射手座
J :山羊座 K:水瓶座 L:魚座

12星座(サイン)別の月の傾向


あなたの「月」という働きの部分は、元気の源でもあります。リラックスとも関係があります。ぜひ好きなものや好きなことを思い出した時には、それをわざわざ実行してください。生命力をチャージしてくれることになるでしょう。
このチャージあってこその未来創造です。気力無しに私たちは明日を夢見ることも創っていくことも出来ない存在です。ほんの少しの間でも、他者とは違っている自分だけの好み、安心、リラックスを味わいましょう。それは自分にとっての自分だけの「正しさ」なのです。また自分以外の人たちにもその自分だけの「正しさ」というものがあるのだということを知って、それぞれの「違い」ということ自体を問題視していた自分が軽くなっていく経験をするかもしれません。それぞれにとっての安心できるものもリラックスする方法も好みも違っていて普通なのです。
そういうことなのか、と、すでに起きていた事実をこれまでとは違う側面から見て、そして知ることによって、思い込みの正しさの中で固くなっていた部分がゆっくりと解けていくということもあるでしょう。
少しでもお一人お一人の緊張がやわらかくほどけていきますように。


「月」というのは、私たち個人の衣食住という私生活、身体、性格的な部分、素の状態の自分などを表わします。さらにその人の感情(気分)パターンを表わしますが、特に物質に近いところでの感情も表わします。それはこだわりとか、暗い感情とか、無自覚なところにしまい込んでいる感情などです。おそらくは暗い面をもつものほど自分では見つけ出しにくいでしょう。
さらに「月」は過去を表わしています。時間を越えて時に過去世も表わします。私たちそれぞれのこれまでの過去は月の倉庫にしまわれています。

「月」はなかなかに謎です。月は私たちにとってとても重要ですが、しかし月だけでは未来を生み出していくことは出来ません。

まだまだお話出来ることはたくさんありますし、sanaも現在進行形で「月」について考え続け、学び続けています。
また別の機会にこの奥の深い「月」について違う角度からお話させていただこうと思います。



あなただけのこの人生の物語を紐解いて歩きましょう。
昼の地球で、夜の宇宙で、丸ごと一日どうぞよい旅を。
cafe prizm sanaでした。

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