日本は30年前に戻れない

政治家はこのような無責任な「煽り」をするべきではない。

30年前と現在では日本の経済社会のファンダメンタルズが大きく変化している。人間が老化すると元気がなくなるように、日本の経済社会の元気がなくなったのも老化が原因である。

総務省統計局「人口推計」
  • 総人口に占める65歳以上の割合:10.9%→29.0%

  • 総人口に占める65歳以上の割合:4.3%→15.5%

  • 中位数年齢:37.1歳→49.0歳(2021年)

  • 実質GDP成長率:4.9%→1.0%

現時点では日本が若返る可能性はゼロなので、活力低下に伴う負担増は不可避であり、政治家はそのことを国民に正直に告げるべきである。

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