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社会人力UP-会話力

「聴く力」&「挨拶力」UP


社会人力として求められる挨拶力、
会話力、感謝力、信頼力、報連相、
意思伝達力、寛容・受容さ・誠実さ。

このような様々なスキルや技は、
1. 形や活動から知る
2. 文字の語彙と心を知る
このどちらが、我が身に素直に
落とし込め実際に活かせるでしょうか?

徳と聴く

例えば、「聴く」の傾聴力の場合。

具体的な行動や形として身に付けた
傾聴力は、同じ環境の下だけでしか
生かされることはありません。

「聴」の文字の旁、
「直」と「心」をタテに重ねたとされる
直き心が 心理を愛するは「素直」の意、
素直・正直・実直・率直・撲直の意
であることを理解しておくことで、
様々な場面や言動に生かすことが出来ます。

この「直き心」は、
※直往邁進して「義」の為に、
「勇」を奮う(フルウ)のも直とされています。

※【直往邁進】
ためらわず真っ直ぐに進んで行くこと。
従って邪なこと、卑怯なこと、緩慢なこと、
優柔不断なことを嫌う。

心が直く正しいものは、言うことに
嘘偽りがなく誠実さにあたると解します。

一方、「徳」の文字も、
「悳」に「行なう」の意を持つ「彳」が
加わって「徳」というになりました。

この「徳」の活動も個々人により
「聴」と同様に様々ですのでこのような
文字の心を理解しておけば応用出来ます。

また、この「直き心」は、
『論語』の子罕」に、
「意なく、必なく、固なく、我なし」
とあり、これを踏まえ、
誠実で素直な心を指しています。 
「意」は、思い込み。  
「必」は、無理押し。  
「固」は、固執。  
「我」は、我儘。

即ち「勝手な心を持たず、無理押しをせず、
執着をせず、我を張らない」 と言う柔軟な
思考と客観性を保ち 「直き心」を行い続けて
「徳」を積んだ人を人徳者、有徳者と言い、
私見ながらその人の固有の持つ「人徳」
その仁の心である「仁徳」と解します。 

一方、「挨拶」の場合、挨拶の語彙である、
[相手の心を開いて、相手の良い部分を
 引出す。迫る。導く。開く。]
を理解しておくことです。

これを平仮名の【あ・い・さ・つ】とし、
次のように覚えておくことをお勧めします。
(あ)相手の目を見てorアイコンタクトして
(い)いつでもorいち早く
(さ)さきんじてor察知して
(つ)つづけて一言or次のアクション
このような内容を挨拶に当て嵌め、
次のキーワードで見直すこと。

🔳自他の挨拶を顧みるキーワード【10】

 ※スルーをしないことが最低条件

1. 姿勢
 (相手に対する体の向き)
2. アイコンタクトの秒数
3. お辞儀
 (会釈・礼)
4. 表情
 
(目付目線・口元・表情筋)
5. TPOに合わせた笑顔
6. 腹式発声、発音、カツ舌
7.【挨拶】言葉、ひと声、ひと言
 (目的別)
8. TPO、季節に合わせた【挨拶】言葉
9. 相手に答えさせるアプローチの【挨拶】言葉
10.場の空気、温度を察した【挨拶】

このように文字の心を知ることは大切です。
社会人基礎力の原義・語彙を理解しておきましょう。
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社会人基礎力  

参考) ※以下、経済産業省H.P.より転載

「職場や地域社会で多様な人々と仕事
 をして行くために必要な基礎的な力」

🔴前に踏み出す力(アクション)主体性        
物事に進んで取り組む力 働きかけ力      
他人に働きかけ巻き込む力 実行力        
目的を設定し確実に行動する力

🔴考え抜く力(シンキング) 課題発見力      
現状を分析し目的や課題を明らかにする力
計画力        
課題の解決に向けたプロセスを
明らかにし準備する力= 創造力        
新しい価値を生み出す力

🔴チームで働く力(チームワーク) 発信力        
★自分の意見をわかりやすく伝える力
 =傾聴力        
★相手の意見を丁寧に聴く力
 =柔軟性        
★意見の違いや立場の違いを
 理解する力=情況把握力      
★自分と周囲の人々や物事との関係性を
 理解する力= 規律性        
★社会のルールや人との約束を守る力
 =ストレスコントロール力    
★ストレスの発生源に対応する力


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