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選択、判断(決断)の要素&要点


選択と選択肢

判断・選択

「選択」は、
 対象となる複数の物事(事象)の中から、
 目的に見合うより良いと思うもの一つ
を選ぶことを意味する言葉です。

また、
「選択が出来る複数の対象・行為・項目
 がある場合に、自分がより適切である
 と思う方を選ぶ行為そのもの」を意味します。

選択肢」は、
「事前に用意され(条件として設定)
その中から選べる項目・行為」を意味する。

意思決定(≠意志決定)

「意志決定」は「意思決定」の間違った使い方。
「意思決定」は、問題解決に当たり
 実行可能な選択肢から最適・最善と
 思われるものを選択すること

🧡意思決定のモデル

🔻合理的意思
 論理的であり、順を追って行われる。(直観)
🔻直感的意思
 過去の経験とパターンの認識
 経験や知識を基に無意識の内に得る情報
 をも元に的確な判断を下す。
🔻創造的意思
 情報やインサイトを収集し、
 解決策として使えるアイデアを割り出す
🔻人道的意思
 人の道(道徳倫理)を基準とする
🔻情緒的意思
 愛情(感情)の下で意思決定する

🔳選択の要点

1.何故❓選択するのか。➡目的
2.選択のカテゴリー
 ①生きる道(方法・生き方と在り方)
 ②こころの要素(≒思考と意識)
 ③日常生活上
 ④仕事上の対人(自分自身・対外・対内)
 ④-1.仕事上の能力・スキル・挑戦
 ⑤対人関係で人物と心身の活動
  (コミュニケーション・公私の選択)
 ⑥事象・物事の取組み姿勢
 ⑦就業(就職、転職、退職)
 ⑧危機管理
 ⑨認知非認知能力
 ⑩意識改革
3.カテゴリー別の選択肢
 上の①~⑩それぞれの選択対象項目
4.大局的と局所的
5.マクロとミクロ
6.メリットとデメリット
7.好き嫌い(≒興味の有無)
8.立場(公私)
9.義務と責任(公的・人的)
10.結果・成果の予測

選択の要点はこの他に沢山有ります。
またの機会に細かな解説を載せます。

選択➡判断➡決断決定の要点

生き方の選択-例

この三つの要素の実践に当り大切なことは
感情の認識・制御】
【情欲のコントロール】
【奉仕・施し(無私・無欲)の意識】
【利他の意識】
【自分を診る心眼】

の気持ちで必要な夫々要素に取組むことです。

最近のように情報過多社会環境下でのスカウト
転職で特に注意をしなければならないことは
何のための転職か❓得られる成果は何か❓
確りと認識、思考して選択し意志決定する。

スカウトや転職の目的は何か❔
それは自己満足やプライド、所得増加や
社会的地位を得るためなのか❓
それとも自分自身の持つ夢、目的目標に
向かって必要なステップの中の転職なのか❓
即ち、自分の自己満足のためか❓
描いた将来に向けて必要な手段なのか❓

この選択により選択肢も大きく変化します。

また、他人と自分を比べたり、現在の職場で
適正な所得を得ているのか❓と言う捉え方は
過去の体験から避けることをお勧めします。

判断と決断

現在の情報過多の社会で生き抜くために
大切なのことは大別すると、
一つは判断目的を明確にすること。
情報選択の二つにあると思われます。

同時に対象となる判断事項(事象)が
倫理=道徳的なのか? 
物理的なのか? 
職責遂行上なのか?
公的なのか? 
私的なのか? 
人災なのか? 
危機管理に当たるのか? 
自然災害なのか? 
心の要素なのか?
 
など、と言った選択肢=分類が必要です。

判断と決断の質を左右する【5要素】

決断の質を左右する5要素

①知性  
②情報
③自信 
④感情の円熟度
⑤効果的なタイミング。


まず、知性、この要素は大切ですが、
ここで言う知性は日々の問題に適用する知性、
詰り“実際的な判断”とか“常識”と言われる
その人の個性であり、それは、適切な情報や
日々の経験と組合せ問題を解決する能力です。

より良い選択判断をし決定・決断をするため、
決定に関わる新しい情報を絶えず収集する。

多くの決断決定の大部分は、
即座に行うもので判断の根拠は、
あなたが前以て準備していたものに
左右されるといって良いでしょう。

対象とにめ製品やサービスに関して
目や耳に触れるものは何でも見聞きし、
製造、輸送、販売、簿記、購買、
その他、直接、間接にあなたの仕事に
関することは進んで何でも研究すること。

あなたの自信の高低は、
意思決定の能力に直接の関係があります。

自信がないと重要な決定を不必要に
遅らせることになりかねません。

また欲求不満を起こしたり、
質の悪い判断を下したりしてしまいます。


意思決定には、必ず危険がつきもので、
大きな決定を効果的に行おうとするなら
不確実な要因を探ることが大切です。

決定することは行動であり、
行動には判断と勇気が必要です


自分自身の感情の円熟も、
意思決定には重要な要素です。

感情が円熟している人は、確信が強く、
恐れる気持ちが少ないというだけでなく、
それ以上の想定外の問題も色々と
関係してくる場合も少なからずあります。

意思決定を延ばしたりする代わりに、
衝動的によく考えずに決定する癖のある
経営者・指導管理者・責任者もいます。

このような人達は、
対象となる事実を集めたり分析せず、
性格そのものが衝動的なことに気付かず、
性格が奔放すぎて自己統制制御出来ない
と言う人自分に弱い人が多いようです。

このよう場合に留意することは、
自分の感情パターンはその時点まで
培われて来たことは変えられないが
意思決定に際する改善は習慣付けられます。

意思決定の思考の段階

 この意思決定には、
 以下の思考の段階があります。

(1)明確に簡潔に問題の範囲を
   はっきりさせる
  ↓
(2)決定を下すのに必要な事実を集める
  ↓
(3)その事実を当面の問題との関連
   において注意深く整理分析する
  ↓
(4)賛否両論を自分の頭の中ではっきりさせる
  ↓
(5)決断を下す。
  ↓
(6)事後検討をし、成果を点検する

中でも、決断するタイミング(時期)が、
成功、失敗に致命的な要素となります。

決定は、その場で下さなければならない
場合もあり、時には早急な決定に重要な
見落としが出たりすることもあります。
何も決断を下さないことの方が、
最善の決定である場合もあるのです。

常に選択肢に適した判断・決断・決定
のタイミングと言う要素を先ず意識し、
該当する重要な問題についての決断を
下す“目標・期日・時間・プロセス”を
決め“理想的”な時期に行うことです。


仮に意思決定を自分ですることが
困難な時でも、他人の判断に基づいて
決定しようという習慣に逃げこむ様な
心身の活動は避けなければなりません。

他人や周りの人のの意見やアイディアを
取り入れることも良い場合も在りますが、
重く大切な決定を下す時は、仲間や他人
がどのように思い考えようとも自分自身
のものとして下さなければなりません。

そのために、
間違いを犯しても良いと言う勇気
自分は正しいと信じる揺ぎの無い
自信信念を確り持つこと

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