見出し画像

利他の心を拡散しよう


相手のために心を尽くす“利他心”

利他の心身の活動

相手のために私心無く心を尽くす
利他の心は、思い遣る心の現れです。
それは、無私=自利を意識せず、
他者の物や心の利を重んじ、
何らかの利を得られるよう、
無私の心で他者に働きかける心です。

🎌「利他の心」は日本人らしさの表れ

日本人らしさの利他の心(思い遣り)を
表す学知利行と言う四文字熟語がある
と思い遣りを学ぶ過程で知りました。

📚学知利行-辞書検索

 (出典) 三省堂 四文字熟語辞典

 人が踏み行うべき人倫(倫理)の道を
 後天的に学んで理解しその正しさを
 知り認めて、初めて実践すること。

 人が踏み行うべき人倫の道(人道)を
 認識し、実践して行く三つの道程、
 即ち、先天的にそれを持っている
 完全な道徳的人間の「生知安行」、
 生まれつきにはもっていないが、
 後天的にそれを認識し学んで正しい
 と知り初めて実践する「学知利行」、
 生まれつき聡明でなくそれに気付き
 発憤して心を苦しめ、やっとのこと
 でそれを認識し一心に努力を重ねて
 実践する「困知勉行」の内の一つ。
▽「学知」は
 人倫の道を先天的でなく学んで知ること。
▽「利行」は良い、
 また役に立つと認めて実践すること。

「利行」利他の行いと解します。
 もしかすると「お利口さん」の文言
 はこの利行が原点かも❓
 

相手を利する「利他心」は他人の利益
を重んじ他人が利益を得られるよう
振舞おうとする人を思い遣る心です。

利他の心は、自分自身以外の他人を
利する心を言い表しています。

それは、
今生かされている自分が在るのは、
先ず自分の先祖があり、家族、親類、
仲間、友人、職場、地域社会、市町村、
都道府県、日本、世界があってのこと
と言う考え方が「源=元」と解します。

今生かされている自分が在る

それ故に、
自分を大切にし、家族を大切にし、
友達を大切にし、同僚を大切にし、
協力して頂く会社(集団)を大切にし、
生活を支えて下さるお客様や
      患者さんを大切にし、
地域の人・モノ、文化を大切にし、
地方の機関、集団組織を大切にし、
国家の機関、文化芸術を大切にし、
そして最終的に人類を大切にする
ことに繋がっているのです。

利己と言われ、
我社はどうすれば利益になるとか、
個人にとって何が良いかと良いか
と言うことではありません。

利他の心を備え、持ち生きることは、
一個人とか一企業の利害得失を超え、
もっと寛大で崇高であり人にとって、
世の中に何が一番良いことなのか?
を先ず想い巡らし考える生き方です。

成功を収めている企業人・著名人・
経営者に共通するのはこのす意識=
利他の心」を常に内に秘めて心身の
活動をしていることです。

それは、
自分や自社(自店)の利益を考えるの
ではなく何より一番に損得を考えず、
自己犠牲を払ってでも相手やお客様
に尽くす、と言う心と精神(気持ち)
であると共に人間として最も尊く、
気高く美しい心であります。

人として、この心を備え持つことは、
人と会社(組織)の成長に結付くこと、
そして最終的に利益に繋がることを
確りと自覚している故と思われます。

この「利他の心」は、
前記したように他人を利することに
よって自分を利する(自利)意です。

その他人を利する心身の活動ために、
先ず、自らの修養が必要不可欠です。

※他人を利するとは?
➡相手方を有利にさせる
 相手の得になる
 敵に塩を送る
 敵に味方する
と言うことです。

利他の心=Return I

💞利他心を備える意識と活動✅

1. 「情けは人のためならず」を自覚する
2. 克己無私(私心を無くす)に徹する
3. 人の文字を認識出来る
 (=支えられ生きていられる)
4. 先ず、相手の利を想い己の利益は考えない
 『与えよさらば与えられん
 =与えられたいのなら、
  まずは自分から与える。
  その結果、
  回り回って自分に返って来る。
  (Return I)

5. 相手を受容れるに徹しられる
 (謙虚さ・素直さ)
6. 他者を思い遣る意識を備える
7. 適時適切な感謝の表現伝達が出来る
8. 許す心(寛容・寛大)を持つ

9. 何事、何人にも自分の行為への
 見返りを求めず、望まない
10. 身の程(身の丈)を知る≒分度
11. 愛情を与えることのみに尽くす
 (愛他心)
12. 親切心を備え持つ
 (施し一燈照隅=一隅を照らす)
 仏教で『無財の七施』と言われる
 一、身施=身体による奉仕をする。 
 二、心施=人や他の存在に、
      感謝の心で接する。
 三、眼施=優しい眼差し。
四、和顔施=穏やかで柔和な笑顔で
      人に接する。
五、言辞施=思い遣りのこもった
      温かい言葉をかける。
六、床座施=自分の席を進んで譲る。
七、房舎施=我が家を一夜の宿に貸す。
      転じて、温かいおもてなし。

 この七つの施しは、
 「自らの生きる力の元と知れ」
 を表わした言葉です。

13. 遜る謙虚さを備える
14. 積極的に他者へ貢献する
15. 公平、公正に心掛ける
16. 他者の成長を前向に捉える

17. 己の感情や煩悩を自制する
18. 利己主義にならないよう己を省みられる
 (自己中・強い自分軸意識)
19. 過度のプライド顕示をしない
20. 己を省み、指差す自己啓発に取組む

 [診断]ある=〇・どちらとも言えない=△・無い=×
 空欄は以下などにお使い下さい。
(重要度)S・A・B・C 
(優先順位) 高 ③・②・① 低 ※不必要=無記入or0

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?