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日本人の心、利他の心「思い遣り」

時代はAIと共生❓の社会

2008年の秋に「接客マナーは心の礎」を
書き始めた時に、時代の変化や進化が
どんなに進んでも変わらないのが人間力
と受止めて【心の礎】を柱にタイトルを
考えた時、過去の接客業での学びや体験
を活かして書こうと考え「接客マナー」と
組合わせ「接客マナーは心の礎」にしました。

同時に、下記の意識も支えと成りました。

2008年大河ドラマ、徳川篤姫の言葉、
正確な記憶名ではありませんが、
徳川の存続は自分の命より重いの心の下、
上等な人間は、
 力で人を動かさず心で動かす。


ここにいる者は皆、徳川の家族。
 この城を出て、大奥が消えても、
 その心を、生き方を、誇りを持ち
 世の中に子々孫々へ伝えて貰いたい。
 それが私からの最後の頼み

この二つの文言が深く心に残りました。

この言葉がとても心に残り
 「時代がどんなに進化し徳川の名が
 人々から忘れられてもその心は永遠」

と、その意を解したように覚えています。

この篤姫の心は【利他の心】では❓

そして今、AIと共生する生活環境で
この心の礎とも受止める人間力育成
生かせるとは夢にも考えませんでした。
いつの世も、
人の持つ心≒感情は欠かせないと改めて
気付き認識されられました。

基礎から修得-心の体力⇒利他の心

利他の心≒思い遣り

📚辞書検索【利他の心】

 他人の利益を重んじ、他人が利益を
 得られるようにと振舞おうとする心。

利他心≒思いやりを学び知り、修得する

皆さんは、
人を思う利他の心である思い遣り、
と対人関係力とも言える敬意表現、
謙虚さ、感謝、誠実、立場転換など
の気持ち「人の心を形成する要素」に
ついて家族や会社の仲間に問われた時、
夫々の言葉の意味と具体的にどのような
心身の活動のことなのかを質問した相手
に合わせ即座に説明し、答えられますか?

私事ですが、
今迄生きて来て中で取り返しのつかない
過ちをしてしまったと後悔すること共に、
人生後半に気付いたことが数多くあります。

正直、一生気付くことが出来なかったより、
年齢を重ねた今、気付くことが出来たのを
「由」とするしかないなぁ、これも運命か❓
と自分に言い聞かせています。

改めて振り返ると社会で生き抜く上で、
何人に対しても活動態度に関しても
自己事情優先で生きて来てしまいました。

平気で他人を頼り、甘え自分の感情を
自制コントロールせず日々刹那に生き
多くの人の心を傷付け、心労を与える
だけでなく金銭的な負担もかけました。


この様な人として情けない生き方での
気付きは、己の欲情・煩悩に負けない
ために、どうしたら良いのか❓を一瞬
足りとも考えもせず、自分の心を偽り、
正当化する嘘をつき、利己的な言動で、
其の場凌ぎの人生だったと後悔しています。

具体的に言えば、
過去自分がしていたそう言った言動や
思考の元は自分の言行や心身の活動に
対し相手からの見返りを求めたり望み、
自分自身の様々な煩悩や色々な欲望を
心の奥に平気で持ちながら相手に接し、
他人から何かを聞かれ頼まれ事でも、
自己事情や損得勘定を優先する人との
付き合いや物事を判断してしまったり、
自分に直接関係ないことを聞かれた時、
相手を無視したり、知らん振りをしたり
メールや電話の問いに其の場凌ぎで応え、
その場その時の気分や自分の都合で言訳
を優先する心身の活動は、書き出したら
きりがない位、利己的=自己事情優先の
気持ちで生きて来てしまったことです。

今思い返すと人として、
世間の荒波に揉まれていないから、
歳が若く人生経験が未だ浅いから、
とか育った環境が酷かったからと言う
ことで済まされないことばかりです。

このことは「必然」と「運命」「宿命」に
大きく関係すると人生の終盤になり
思考出来るようになりました。😢

また一方では、
自心を偽り、他人の思惑、外見なとの
対外的な対人関係=外面の自意識過剰
になり、大切な対人関係構築と言える
コミュニケーションに必要な自分自身
の「心の豊かさ・創造」即ち心の基礎体力
作りとその理解に目を向けなかったこと、

進んで人の心の大黒柱「思い遣り」は、
一体どんな心身の活動なのかを理解し、
具体的に学び知り理解し修得に努めず
如何に楽をして生きるかと言うような
情けない生き様をして来たか❓
と言うことです。

もっともっと早く気付けたらと思われる
このようなこと、それを突き詰めてれば、
他者への「利他の心」≒「思い遣る心」を知り、
身に着けられるように努め修練しながら、
その心を備え持つことの大切さです。

この「利他の心」≒「思い遣る心」を理解し
掘り下げて行くことにより中年に至る迄、
気付かなかったことや思いもしなかった
ことが実生活で実感としても数多く解り
認識が出来るようになりました。

そのひとつは、
普段の生活上や人との触合い、
接客応対や接遇サービスに関わる
所作修得の取組み意識、人物や物事
を深く観察し見極める心眼を持つこと
がある程度出来るように成ったことです。

同時に触合う他者の考え方や取組み意識、
行動・態度の姿勢が有る程度見え、触合う
相手に気遣えるようになれました。

思い遣りや立場転換、謙虚さ。誠実など、
心に関わるテキストチェックリスト類は、
こう言う苦い体験を顧みる意識が元です。

この様な体験から、
今社会で持て囃されている対人コミュ力の
原点は己の心創りにあることを多くの方々
にもっと知って頂くと共に、その大切さに
気付いて貰いたいと言う思いが強くあります。

言い換えれば人と繋がり結び付く為の
人間としての【心の基礎体力】が重要
であると言うことです。

そして、それは
自分を指差し、足りないことを見つけ出し
それを補う努力をすることから始まります。

人によって、
それは日々の仕事や日常生活をしながら、
人との触合いの中や先人の背中を見つつ
学び身に着ければいい、と言う人も居ます。

しかし、AIが広まりつつある現代社会は
時代の流れが速く溢れる様々な情報があり、
意思決定、意思表示が曖昧な今の社会状況
はそんな流暢なことを言い考える余裕は無い
AIとの共生と人間力育成の社会環境です。

少なくとも「己の心創り」の元となる利他の心
とは何かを知識として自らの心に貯えて置き、
対人関係や物事の判断基準として備え持つこと
はそう難しくなく出来ることです。

この「利他の心」を学び知ることは、
いつも自然な笑顔を絶やさずに生き、
人として幸せを掴む近道です。

例えば
「先ず、人を思う」
「自分の為より、たれかの為に」
「感謝は人を動かし、自らに戻る」
「情けは人の為ならす」
「二分の一の法則」
が何かを知識として学び知ることです。
これは「リターンアイ」=ReturnI、
即ちリターン愛・RETURN逢い・利他の愛
とも類義語として言い表せます。

また、
無視したり、知らんふりをしたり、
曖昧にしたりすることは心の在る独り
の人間として避けることも利他の心です。

ゴールデンサークル図

ゴールデンサークル=何故の心を以って、
立場転換、感謝、奉仕、寛容さ、誠実さ
謙虚さ、敬意表現などと言う心の要素
「思い遣り」はどんな心身の活動なのか❓
「利他の心」はどんな心と活動を指すか❓
を一日も早く学び知ることをお薦めします。

何故なら「利他の心」≒「思い遣る心」
どんなことかを知識とし備えることは、
人間関係の円滑で幸福な環境を創り、
企業の実績を高めと言ったことにも
結び付き調和の心で個人の孤立を防ぎ、
社会からイジメや虐待、人として決して
成してはならない悲しい犯罪や事件を
少なくすると共に、己の心を育めますし
「心豊かで幸せな人生を楽しみながら歩む」
ことに直接繋がる故です。

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