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男女に関係なく人と人の間で生きる

提言-現代日本人の“新たな心の礎”造り

人の文字の再認識

21世紀に入って以降、
若年層(中高校生・未成年)が起こす殺人事件、
いじめの増加、引きこもり、無差別殺人、
自分の子供の虐待殺害と言った今迄の通念
で考えもつかない事象・事件が多発しています。

見方を変えて考えてみると、
善くも悪しくも日本人らしさの表れとも
考えられる欧米の個人重視思考化と共に
社会環境が人や物事・事象を個人中心の
一人称で捉え思考する社会と成りました。
一人称=正誤、良し悪しに関係ない自分軸。

他人=二人称に対する考え方も利己的で
保身意識になり、また、我欲の自制や
己の心(感情)を自制コントロール出来ず、
人として決して為してはならないモラル
コンプライアンス欠如のハラスメント、
様々事件や犯罪の増加、目を覆いたくなる
凶悪事件や犯罪、自制心欠如の行為行動が
年々増加する傾向になっていると思われます。

此の侭では、このような自制心欠如で
自分の心が柱となる事件や犯罪が益々
増加するのではないかと言う未知の不安が
生まれてしまうのではと危惧しています。

時に、
人は社会で生き抜くために心の中にある
「我欲が強く」なってしまい自分一人だけ
の利益・満足を求める強い気持ちになります。

人間は、皆んな自分をとても愛し大事にします。
私も、人生の後半までは自分中心な生き方を
してしまったっと自負しています。

先ず人を思う“思い遣り”の心を学び知り
理解し受容れる迄は、自分の我欲の満足、
自己の利益だけを追求する情けない生き様
をして来てしまいました。😢

人間の「心」には、
煩悩と言う、感情=自我が自然発生します。
総て物事を、自分中心に判断する心に
育ってしまうことを人間の「我」と言い、
そのような人を自我が強い人と言います。

さて、その起因や要素と考えられるのは、
性別に関係なく人間の心の礎とも言える
正しい「道徳教育」を受けていない年代の
「道徳心の欠如」にあるのではないかと思います。

また、
国民の代表である政治家としての自覚欠如
と思える言動や態度、様々なハラスメント
行為を黙認・スルーする自己中心的な意識
の広がりによるとも考えられます。

また、
総てとは申しませんが、個人優先社会と成り、
子を持つ大人が子供を中心に生活する意識が
少しずつ弱まり、親としてではなく一個人
として生活を楽しむような風潮が巷に多くなり
つつあるからではないかとも考えられます。

一方、
日本を牽引している一部の上級国民や知識層と
言われている人達は、自分の都合を優先し、
他者に「不安」を与えるなどと言った、
自らを主体と捉えるI.MY.Me.の
一人称で捉え「自分さえよければ主義」の
生き方に変わりつつあると思います。

このような状況から脱皮し、
平和・自立・調和の日本を築き直し、
日本の優れた文化・伝統を復興させ
二十世紀を通じて日本人が失いつつある、
先ず人を思いやり繋がりを創出する
調和=「和の心」を取り戻すことが、
21世紀に生きる私達日本人の課題と思います。

それは、
失いつつある尊き日本精神の涵養であり、
心の絆の再発見、詰り世界に唯一無二の
日本文化芸術の再生であると思われます。

🔴まとめ

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●家庭や幼児教育の場で子供たちへ罪と罰の知育、
●公の場でマナー違反やモラル欠如のルールと罰則作り、
◎それを支える国政・行政機関の規律・規則の法令・条例化、
●ジェンダー意識への取組み、地球温暖化対策、少子高齢化社会対策、
●日本社会に必要不可欠な取組みは急務!

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