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【心の知能指数】人間力の礎


💚自分自身の心の知能指数-E.Q💚

約10年前に人間力の定義と共に学んだ
心の知能指数E.Qですが近年非認知能力
と言う未知の人間力構成要素と共に改めて
学び直す必要が有ると受止めています。
非認知能力の概要図

非認知能力

人間力は内閣府の人間力戦略研究会
と文部科学省で定義されています。
(参照👇)
「人間力」 「社会人基礎力」

【人間力の源】心の知能指数

A.I.などの実用化で見られるように日本も
世界も物凄い速さで発展進歩しています。

そして、今迄多くの人間がマニュアルを元に
行っていたこともA.I.がするようになりました。

しかし、感情(心)を備え持つ人間については
まだまだ未知のことが多々あると思われます。

A.I.のような機械の普及は、
人口減少の日本において必要とです。

その一方で人間にしかできないこと日本人だけ
が持つ力(Nippon人力)に独りひとりが心を向け
確りと身に着ける必要があると考えます。

さて、非認知能力である
社会人として生活するために必要とされる
IQりように数字で表せない心の要素である
非認知能力の一つ「心の知能指数=E.Q」と
言われている能力があります。

知能指数(IQ)は社会に浸透していますが、
非認知能力と心の知能指数=E.Qは人々に
まだまだ周知不足です。

人間力が重んじられる仕事や事業の成功は、
I.QとE.Q1 : 3 の割合で関わると言われます。

いままで
和洋の「おもてなし」や「人間力」人材育成、
もてなしの所作、接客マナーの形である
思い遣りを学ぶプロセスで学び知り得た、
人間力の一つが非認知能力とE.Q.であり、
これは社会人(企業人)として必要とされる
数値化出来ない人の心=人間力の各要素
を知り身に着けるための知識です。

一方、少子高齢化格差社会、震災の復興、
核化社会、無縁社会に於いて必要とされる
日々出会い触れ合う人々を大切な人として
受け止める人間の心を身に着けるためにも
無くてはならない多くの要素が含まれます。

E.Q.は現在のような流れの早い個人主体の
情報過多の社会環境で求められる自らの感情
や理性を把握し自制する能力、自分自身の心
(気持ち)を他人の心(気持ち)に立場を転換し
理解する能力の指標であると解します。

このE.Q.は、
自己認識力・自己統制力・動機付け
共感能力・社会的スキルの夫々を意味し、
その各々を
「感情の識別、利用、理解、調整する」
ことを示し示しています。
そして、これらの四つの個別能力を
循環的に発揮することで機能します。

1.認識自覚力

「感情の識別・理解」
 =自らの本心(気持ち)自己顕示などを
  自覚認識した上で尊重すると共に自分の
  意識や心が納得可能な決定決断を下す能力

2. 自己統制力(自己規制)

 「感情の理解・利用」
  
=自らの自我や煩悩、衝動を制御し、
   不安や焦り、怒りなど心のストレスの源(元)
   になる多様な感情や情緒を制御する能力

3. 動機付け・プラス志向力

 「感情の理解・利用」(ポジティブ思考力)
  =
目標(課題)の未達や追求に、
   こと半ばで挫折などしても決して
   後ろ向きにならず、別の方向へ思考
   を切り替えつつ自らを励まし
   勇気づける能力≒アドラー心理学

4. 社会的スキル・思い遣り

 「感情の理解・利用」(想像力・察知力)
  
=他者の気持ちや意識を自らが察し、
   感じ取れる共感共有出来る能力

5. 社会的スキル・協調性

 「感情の理解・調整・利用」
  (コミュニケーション・調整力)
  
=組織や集団の中で調和を保ちながら
   協力、奉仕し合える社会的な能力

このE.Qを知るには、上記した五つ能力を
「自分はどの程度保有しているのか」を測ります。
※測り方には色々とありますので
 自分に合った形状のものをお使いください。

これを知ることにより、
自分自身の本当の心(気持ち)が良く理解でき、
且つ、平らに客観的に自分を捉えて見ること
(自らを指差すこと)が出来るようになります。

このE.Qには
【対自己のE.Q】である
 自己の意識と感情に気付きそれを自制し
 コントロール(調整)する力と、
【対他者へのE.Q】である
 他者へ思い遣る意識と感情に自らが
 気付き周りの人と円滑に係って行く力
 の二つがあります。

思い遣り、敬意表現、寛容力、立場転換、
自己犠牲、自己認識力、共感力、忍耐力、
楽観性、熱意、感情衝動の抑制調整力と
言った要素からなる人と関わる指数です。

特に人の目人種と言われている日本人は、
他者にどう思われているかを気にします。
E.Qはその一つの指針として生きる知恵として
知って置くことであり自己啓発にも繋がります。

大きく捉えるとE.Qは、個々人の心にある
数値化出来ない非認知能力、個人の心
「日本の文化のおもてなしの心」
「ホスピタリティ」
「マナー
(=思い遣りの形)
と同様の要素があるとも考えられます。

同時にこのE.Qは、
様々な人事考課の情意(=心の体力)に
当て嵌まる項目や内容が数々あります。

自らの心を出来る限り数値化することは、
生きていく上でも、真心のおもてなしや
心の篭った接客サービス、対人関係上での
人と触合いをする上でも大切なです

(参考記事)

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心の知能指数=E.Q測定項目✅

-サンプル

1. 物事は優先順位をつけテキパキと片づける。
2. 自分の感情が判らなくなる時がある。
3. 何事はメリハリをつけ、やる時は確りとやれている。
4. 失敗しても、いい経験をしたと
   直ぐに立ち直ることが出来る。
5. 日課は一旦決めたら最後まで
      やり通すことにしている。

6. 失敗しても表情に出さず平静を保てる。
7. 困っている人を見ると、助けたくなる。
8. 映画やドラマの登場人物の気持ちが
     良くわかる。
9. 年齢や地位に固執せず年下の人とも
      対等に付き合える。
10. 人から相談を持ちかけられることが多い。

11. 常に自分にできることは何か?
         を気にかけている。
12. いつでも相手の話を聴く側に
    まわることが出来る。
13. 情けや義理のお付き合いでも、
   人の道に外れたことは決して
    他人の言いなりにならない。
14. 努力は必ず報われるとの信念を備えている。
15. 自分の長所も短所もかなり把握している。

16. 感情的にならないよう,常に心がけている。
17. ボランティア活動には,積極的に参加する。
18. 周りの人から感情的な影響を受け易い。
19. 誰とでも平等に付き合える。
20. 自分の専門分野の勉強に心から打ち込んでいる。

21. 相手の嫌がることは口に出さない。
22. ここぞという時には、
         きちんと信念のある発言する。
23. 周りの雰囲気を和やかに出来る。
24. 何事も相手の立場に立って考えられる。
25. 自分の発した言葉の重さを自覚している。

26. 誰にでも、喜んで積極的に
         手を貸してあげられる。
27. グループ研究などのまとめ役を
          任されることが多い。
28. 感謝の表現の活動は進んでしている。
29. 行き詰まった時など、先ず何を
         すべきかを考えることができる。
30. 喩えどんな状況下でも、
         相手を傷付けることはしない。

31. 何でもやっているうちに
         先が見えてくると捉えられる。
32. 討論での自分への反対意見にも
         素直に耳を傾けられる。
33. 皆の為なら嫌なことでもやれる。
34. 目標には最後まで食い下がっていける。
35. 受けた恩は決して忘れない。

採点欄

※考課に使う場合は点数で評価採点する。
【採点例】
全く当て嵌まらない-0/やや当て嵌まらない-1
どちらとも言えない-2/やや当て嵌まる-3
非常に当て嵌まる-4

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