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メール・SNSのマナー(常識)


✉主観が出るメール・SNSの文言

12月はMail・SNSを使う機会が増えます。
この時期に親交を深めるため新たな御縁
のために心得て置きたいことを記します。

👤自分の当たり前の「ものさし」

自分が「当たり前」と思っている常識
主観であっても、社会生活や人間関係
にどの様に生かして活動するのかを、
自分と触れ合う相手や会社(店・組織)
の持つ様々な客観的視点の「ものさし
に照らし合わせながら選択と判断をし
活動することが今の情報過多の時代に
生きる私たちに求められています。

その一つが、Mail・SNSのマナー、
世代や個人の常識(当たり前)です。

これは個人(世代別)の備え持つ主観
に因り大きく異なります。

また、主観は私の人生体験として、
感情や煩悩で自制コントロールが
出来ずそれによる刹那な意識から
正しい主観にならない場合を幾度
となく経験しました。

特に相手がリアルに見えないMail、
SNSでの文言に出易いと思います。

此処では、
心得の一つと言えるタブーについて
記してみます。

プライベートMail、SNSのタブー留意と事項

主観と客観、情報入手先を明確に
(他者から聞いた話を自分の文にしない)
ありがとう(ございます・ました)の
 一言のレスはしない

📧受領のレスに毎回同じ文言にしない
 (相手の気持ちに成ってみる)
📧後に読む(拝見)の文言を使ったら10日
 ~2週間以内に必ず所感(感想)を送る

📧自分のことばかりの内容にしない
📧先ず、相手の文言を何故?で考える

📧直球は前置きして投げ込む(送る)
📧断る勇気の使い方に気を付ける

📧内容により学び(主観)と参考(客観)を
 使い分ける
📧誹謗中傷・批評批判はいつの日か
 自分に戻って来ると意識する

📧曖昧な(Yes・No)表現は相手を選ぶ
📧折り返すと言って時間を入れない

📧感情表現は相手を選ぶ
📧感情的な言葉は避ける

📧頻度や時間を考えて送信する
=(夜遅い場合は一言添える)
📧個人情報やプライバシーの文言はNG
📧長文(≒改行の無い)を避け一行20字程度

ビジネスMailのマナー

ビジネスMail-イメージ図

一般的に、
全く見ず知らずの人や記憶のない人、
何にも思い当らない人からのメールは、
開封せず破棄する場合が殆んどです。
最近は、
様々な犯罪もありセキュリティ上気を
付けなければなりません。

現在、
国政を司る政治家の※シビリアンコントロール
(※=「文民統制」政治が軍事をコントロールする制度)
や政治家としてのコンプライアンスや人として
モラル不足などがキッカケで問題になっている
公文書、或いはメールや保管文書の件で何かと
話題になり、隠蔽されていたことが公になり、
明らかにされたにされてきたことでも解る通り、
パワハラとも取れる発言、或いは自分の身勝手
な判断や自己保身(忖度)など日本の社会環境は、
国政司る人達への信頼を欠きつつあります。

こう言ったことは今の社会を表している現象
ではないか?とも受け止められます。

日本に古から伝わる礼儀作法の「儀」(=礼法)、
日本人の心ともいえる「義」の精神(=武士道)
の自覚認識が薄れる故からでしょうか。

メールを使う上でこの「儀」と「義」各々の意味
を意識し、マナーやルールも心得ておくこと
を生活に生かす良いでしょう。

独りひとりが多くの人に支えられ生きている
社会人の礼儀として如何なる間柄であっても
スルーや「K・S=既読スルー」をすることは
極力避けた方が後々のためにも賢明です。

不要な要件や案件に対しては、
きちんとお断りする文言を入れることです。

サービス業従事者は相手に対し、先ず人と捉え
ビジネス感覚としてスルー行為に慣れないこと
スルーはしないよう意識するようにしましょう。

また、相手の好意(好感)が読み取れる場合は、
受取ったことは伝える必要があると思います。

ビジネスや対人関係上でのメールの『受取り
を表す文言、
「戴く」「受領」「拝受」「拝見」「確認」
の語彙を知り、夫々を使い分けましょう。

親しい人、大切な取引先や大切な人、或いは、
年長者や学ぶ相手とのメールは客観性のある
文章と安心感を重んじた内容とレスポンスは
社会生活上での信頼関係構築に不可欠です。

会話もメールもキャッチボールが必要で
主観重視の一方通行では役立ちません。
そこには、相手への想いの度合いも現れます。

大切な取引先や大切な人からのメール

貴方は受取り確認(受領)のお礼メールで、
受け取りを表すどのような文章を使いますか?
それには、
「受け取りました」
「頂戴しました・戴きました」
「受領しました」
「拝受しました」
「拝見しました」
と様々な表現があります。
以下、
メール「受け取る」表現の仕方を記しました。

⦿シンプルなやり取りの場合は

★「確かに受け取りました。」で充分。
★「メールを確かに戴きました。」

何度もメールをやり取りする関係

堅苦しくならない表現の
「受け取りました」や「戴きました」。
初めてメールをする相手にも使えます。
「戴く」は「貰う」の謙譲語(遜った言葉)
「受領」には「重要なものを受け取る」の
意味があります。

「受領しました」をより丁寧に

表現した言葉が「拝受しました」。
確認したことを強調する「拝見しました」。

「メールを拝受しました」

重要な取引先や目上の人に使う「拝受」。
(注)
「拝」には、既に謙譲の意味がある為、
シンプルに「拝受しました」と表現。
二重敬語になるので
「拝受致しました」とは表現しない。

「メールを拝見しました」

「内容を確認した」ということを重んじた
「拝見しました」と言う表現。
この文言を使った場合、所感(感想)は必ず
書くようにします。

普段の何気ないメールやメッセージでも
このような相手を「認める=認知活動」の
文言である『受け取り』の言葉を忘れず
に使うことが肝要です。

誰もが人として平等であるということを
自覚し身近なmailSNSに取組みましょう。
立場が上の人ほど意識すると良いでしょう。

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