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たっくん、順調にコツコツやっている

たっくんは、エンジニアになるための大人の階段を一歩ずつ上っています。前回はテストリリースをした後に、しっかりとリファクタリングをするぞ!という所まででした。長らく、更新がなかったのでもしかすると少しご心配をかけてしまったかもしれませんが、たっくんは今日も元気に開発しております。Yas(うつぼ)です。こんにちは!

コードの美醜

プログラマというのは、どこかアーティストめいた所があるなぁと思っています。例えば、Art of Computer Programming という本があったりとかして、自分が作ったコードやアルゴリズムに美醜を感じたり、何とも言えない小粋なコメント(プログラムには関係のない注釈)をはさんだり。その人の哲学やその時の心情をしれっと差し込んだりします。

コードの美醜という話題にもなると、ひときわ盛り上がるのがプログラマという人種だったりします。もちろん、酒の席でこういう話は中々に興味深く、肴になりうるのは想像に難くないと思います。こういう不思議な特性を理解したうえで、僕は、たっくんに1つお願いしています。

「昨日、書いたコードはもう別人が作ったコードだと思ったほうが良い。だから、たっくんが記憶を呼び起こすヒントはコメントとして残しておくべき。そして、残されたコメントはその処理の意図を紐解くヒントになるからね。」

というのものです。コードの美醜なんてどこにも関係ないじゃないか!と思うかも知れません。実はこれも争点の1つだったりするのです。

コメント書くの?書かないの?

コメントを書くか、書かないかというのは変な宗教論争になりがちな部分です。同じ文脈を共有できるチームであるならば暗黙知があります。この暗黙知を駆使する限りは、変にコメントを差し込むこと自体がソースコードを見にくくしているという感覚です。敢えて言いますが、感覚です。

たっくんにも、何度か同じような質問を受けたことがあります。コメントは書くべきなのかという質問です。

コメントは書いた方が良い

僕の答えは、書くべきです。誰が何を言おうと書いた方が良いと思っています。暗黙知なんてあてにならないし、そもそも誰が触るか分からないようなコードでは情報が断片でも残っていた方が良いからです

リファクタリングをする習慣

たっくんを見て、関心していることがあります。リファクタリングをする習慣がしっかりとついていることです。リファクタリングをすることで、Flutterというフレームワークの理解を深めると同時にコードや言語の作法をより深く理解している様が、ここ最近のプルリクエストからは感じられます。

ク〇リンのことかぁー!

こういったかどうかは知りませんが、超たっくんとしての覚醒は近そうです。


これ、数か月前までくすぶっていた少年のコミットのディスクリプションには見えないのです。
本当、たっくん、すごいよね!

習慣の大事さ

実はこのリファクタリングをする習慣がつきだしたのは、1つの無茶ぶりからです。それは、機能設計をしてごらんよ!というものです。現状、torchの中には数種類のDAO(部活)が存在しています。そのDAO(部活)の活動場所としての機能を作ってごらん。という、torchの中の全たっくんが涙するような曖昧な要求をデビルYasが発しました。

聡明なたっくんの頭の中もずいぶんとパニックだったと思います。そりゃそうですよね、今まで決まったスコープで開発をコツコツやってりゃ良かったんですが。その枠が一気に取り外されてしまって、壮大な荒野に独り放り出されるようなものなので……。

しかしながら、それを打破する作戦の1つとして、少し作っては立ち止まって整理、また作って立ち止まって整理。という熟練工のようなムーブをリファクタリングを通じて習慣化し、身につけていきました。

お父さんは感動のあまり夜しか眠れていないよ。

でも、習慣は本当に大事ですね。コツコツやるってことが偉大な機能を開発する第一歩なのは事実なので、これからもコツコツ頑張りましょう。

Makunouchiの第1フェーズ終了

Makunouchiの第1フェーズは、3月いっぱいでいったん終了になります。
第1フェーズの成果物として、torchの中のDAO(部活)の活動をMakunouchi上で行えるかどうかを試してみるという大いなる審判が待っています。ドキドキですね……。お父さんも、今からドキドキしています。

Makunouchiのログイン画面。かわいいでしょ!

気になる第2フェーズ

Makunouchiの第2フェーズは、torchの年中行事でもある文化祭と大いなるかかわりが出てきそうです。torchの文化祭はDAO(部活)にとっての一大イベントです。細かいところでどうやっていくかは、みんなで決めていくことになりそうですけど……。今年の文化祭はMakunouchi上で展開したい!という野望があります。自分たちの手作りコミュニティなので、自分たちのことは自分たちでやっていく。たっくんのように、エンジニアリングする自分たちで道を切り拓いていく。これがtorch流です。詳しい話は、文化祭のマガジンで書いていきますね。

今年はしっかり準備できそうなので、より興味深くぶっ飛んだ内容になっていきそうな予感がしていますw

一緒にやってみたいですか?

Makunouchi開発を手伝っても良いよという夢なら冷めないでぐらいの想いを持たれているエンジニア諸氏、文化祭はわたしに任しておけ!わたしがいないで文化祭なんて成り立たないだろう!?ぐらいに思っているアナタ。とりあえず、Yas(うつぼ)と話をしてみませんか?

torchのTwtitterをフォローして、DMをください。こちらからお問い合わせいただいてもOKです。

次回は…


次回は、たっくんに勉強ではないリアルなお仕事が舞い込んできたので、そのために必要なアレを勉強することになりました。みんな大好きな算体基地を学ぶたっくんです!

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