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【水野が語る…「 よもやま話 」-1】世界の自動車メーカーが耐熱実験でデスバレーに行くわけ

”デスバレー" 皆さんはこの場所を聞いたことがありますか ? アメリカのカリフォルニア州に位置する国立公園でネバダ州との境界にあり、エリア51も近くにあります。 ラスベガスにも近く、車で4時間程度のところです。
デス(死)バレー(谷)、西部開拓時代に西を目指していた人々が必死の思いでこの谷を抜けた時に振り返り「さらば死の谷…」と叫んだ場所です。

耐熱実験と言うと、皆さんは温度から言ったら中近東ではないの…?
と思われるかもしれませんが・・・中近東の灼熱の砂漠の中のサーキットでの全開走行を含め、私も世界中の色々な場所で開発実験を行ってきましたが、アメリカ・デスバレーはクルマにとっての耐熱条件は最も厳しい場所です。
クルマの耐熱条件は単に外気温度だけでは無く、路面温度や走行する条件、そして湿度など色々な要素が複合して決まります。

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(この写真は ”デビルズゴルフコース(塩の塊の上)” での私です。)
今回は、1980年代から色々なクルマの開発テストや観光でも訪れているデスバレーについて「何故このような条件が組み合わされる場所になったのか」更に「近辺の観光ガイド」など様々な話題をざっくばらんにお話してみたいと思います。

皆さんに紹介していたら、また大自然の中に囲まれたちっぽけな自分に戻りたい想いが湧いてきました。皆さんもコロナ禍が明けたら(7月と8月は避けて)ぜひ訪れてみて下さい。大自然のスケール感とパワーを感じてみてください。

ここから先、詳しくは動画をご覧ください。

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