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<プレミアムプラン特典>水野塾 本質思考ライブセミナー : SNSなどで流れる素人の評論と、プロが遣る評価検証の根本的な違いは…?            そして 最近の自動車メディア情報は…?

 目先の思い込みではなく「想像力、洞察力、発想力」による 精度の高い先見思考ができるセンス(能力)を養うには、一時的な研修や勉強だけでは身に付きません。日常の中で何気なく「ちょっと気になったり、興味が湧いた事柄」を題材にして、気軽に「本質を見抜く 簡単なケーススタディ」を繰り返すこと、そして「見抜こうとする自分を愉しむ」ことです。
 やがて、それが癖になってくると「本質に基づいた、先見思考をする力」が、別段、意識しなくても自然にできてきます !!
 
私自身は、師と仰ぐ織田信長公や 日常の様々な出来事などを題材にして、この簡単な方法を日々繰り返し「世界初 や 世界唯一」を発想し、実現してきました。

実際に自分でやっていない(思考してない) 執筆者が人伝に聞いた話を脚色したビジネス本「偉人がやった昔の How to」を読み、それを真似る事で、ある日突然…!!「素晴らしいアイデアや構想が浮かぶ」のでしょうか? 
本当に「棚からぼた餅」はあるのでしょうか…?

今回は、
❍ 素人が匿名(名前や素性を隠し)で 、SNSやYahooのコメント欄などを使って解ったフリをした評論や批判などを「あたかも、自分の方がよく知っているよ…」と流す情報(本人は、自分の方が知っている事に酔っているのかもしれませんが…? )
❍ 自動車雑誌&媒体がアクセス数や反響の多さ、メーカーの好意を獲得するために「趣味の延長上で、面白く脚色して作られた同好会や趣味的な記事」
❍ プロフェッショナルが責任を持って、視聴者&読者に伝える評論(評価)や検証結果の記事や情報
これらの違いについて考察しました。

 この違いは何か…? その答えは簡単で、
「自分が知っている知識を自分の◇◇で選択し、加工して社会正義感的な情報に脚色」にして アクセス数や反響の数を稼ぎ「自分が楽しむ」のか、
または、そうではなく、「人の役に立ちたいという想いから、人伝の題材にして逃げるのではなく、事実を検証&評価する」かです。 
「自分の快感作り or  人への役立ちや喜び」の違いです!
こんな目で、皆さんもYahooやYoutubeのコメントなども観てみましょう。
解り易いですよ…(@_@;)

※ ITツールの進化や言論の自由化などにより、特に増えた「信憑性が曖昧な情報が自由に流される」現代では、「素人の知ったかぶり満足や、アクセス数を稼ぐ情報」と「プロが提供する、人に役立つ真実の情報」の分別は、ビジネスや日常生活の中でますます大切な、「個人の選択&識別能力」になっています。
 会社などでも、新たに出される提案の内容とその精査や、実施した仕事の結果評価や検証などについても、関係者や上司、部下との間で同じようなことが散見され、その精度を求められるのではないでしょうか…?

 私が感じるトピックスでは「カー・オブ・ザイヤー」があります。
特に最近は、何を狙っての選定や公表 そして評論なのか解らなくなってきました。
❍ クルマが趣味や好きな人達の、内輪での嗜好や興味度の評価会なのか…?
 (同好会的な活動とその感性的な情報の発信) 
❍ 社会的な使命を担う、責任あるプロフェッショナルな商品の情報提供なのか…? 
(米国、コンシューマーレポート的な要素も入れた情報の発信)
 自動車という、魅力的な商品力部分(デザインや性能&機能、新規性等)、年々重要度が増している、商品としての社会適合性(走行&衝突安全性、排気やエコロジー、環境適用性等)、この両方を正しくジャッジし検証した上で、選定の発表と同時にその理由を提示する事が、プロフェッショナルな社会的使命と思うのですが……?

今年の結果を視ると…
 アメリカ映画にでた「"キッド"の様な未来感」を持つ、アメリカンテイスト・デザインに変えた受賞車は、国産車としては斬新なプロポーションで登場し、カー・オブ・ ザ イヤーを獲得しました。
しかし…
人間の運転視界や視認性、そして実用利便性を削って、スポーツカーの様にデザイン代を増やせば、あのデザインは比較的容易にできます。
これは、新技術という話ではなく、商品性に対する「新しさと、捨てる事」の企業の決定です。トヨタは大企業で、カローラという実用性や利便性の高い定番の商品があるから、カニバラ無いように プリウスとしては少しエキセントリックでユニークな商品にする必然性があったのです。
(この商品群としての評価と解説をしている記事などは観かけませんが…)
 しかし、同じ車だからと思い、前型車から試乗もせずにクルマの代替えをすると「運転視界や操作性、居住性や利便性」などで困った事が起きることが予想されますし、現にクレームもあるようです。

スポーツカー並みの乗降性と乗車運転姿勢、そして特に前側方のAピラー付け根付近の
視認性の妨害角は大きく「路肩確認や、右左折時の子供視認性」は
前型車から劣り、乗降性も悪化している。
メーターの配置と前方の運転視界なども大きく変えて、斬新と言われるデザインは作られている。
写真は、スーパーの駐車場などを想定した「半開きドアでの乗降シーン」。
傾斜したAピラーが頭の通過位置まで倒れ込んでいるので、体を捻った状態での乗降が必須。
隣りのクルマへの「ドアパンチ」は…?

メディアで配信される記事は、「新しく斬新で素晴らしいデザイン」という絶賛だけが殆ど…? 
斬新なデザインを実現するためにトレードオフされた、運転視界の悪化や低いドラポジ、更に乗降性の悪さや居住性等は、メーカーは販売資料などではあまり伝えません。しかし、メーカーが言いにくい事をきちんと市場にプロフェッショナルな知見と共に伝えるのが、メディアの大事な役割だと思いますし、それが存在する意義です。

 勿論、スポーツカー張りを期待する人には素晴らしいクルマです。
例えば…プリウスでは「ハンディキャップ・マークで乗っている方」も多く観ますが、その対応はどうするのか? 運転が上手い人ばかりではありません。運転が不慣れな人がクルマを代替えする時に、ジャンル違いに変わった事を誰がきちんと教えるのか…? などの疑問も浮かびます。
この例を含め、素人とプロが発信すべき情報の違いについて洞察します !!!

※ 日本にも、自動車先進国であるアメリカの「コンシューマーレポートの様に、メーカーへの忖度が無く中立で正確にクルマの検証と評価」をする機関とマニュアルの発行があると良いですね
 ➪ 世界で一番売れている、自動車情報誌です。

 本来、クルマは大事な生活のパートナーであって、購入には大金を払うし 家計にも大きく影響する…。それなのに、何故、日本の人達は欧米のように正しい知識や情報を基にして賢く使い熟そうとしないのか…? 「クルマはどれも同じ…感心も無い」のか…?
もしかしたら、それは、自動車メディアが「マニアに向けた同人誌的な存在」と、一般のユーザーからは見放されているのかもしれませんね…。
今回はこの辺も交えて、色んな視点からライブで一緒に考えてみました。

ライブに参加して頂いたメンバーの皆さん ありがとうございました。
そして、参加している他のメンバーにとってもためになる質問を頂きありがとうございました。
< ライブで寄せられた質問の、ほんの一部の紹介です>
・タイヤ保管法は「空気を半分抜いて、横に寝かせ重ねて保管」という、間違った危険な案内が流されている。タイヤメーカーが代替促進をさせる為…?
・V35を買いましたが、これに合うスタッドレスタイヤを具体的に教えて下さい…?

※ライブの中で自由な意見や質問が寄せられることに配慮して、アーカイブ版では、ライブの中での質問やその回答と交えた話などは省かせて頂きます。 ご理解とご了承をお願いいたします…。

ここから先詳しくは、資料とホワイトボードを使った、私のセミナーの動画をご覧下さい。

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